マンガサイトの無料分で最初のほうを読んだことのあった『東京リベンジャーズ』がアニメ化&映画化されるなど人気というからアニメの方を放送開始後しばらくしてから見始めたのだが、ここ数回はどうもご都合主義が目立つような気がして、見るたびに「はあ?」というような気分になる。

 とはいえ見始めた手前、一応最後まで見ようかという気持ちもあって毎週テレビorABEMAで見てはいるのだが、「なんでマイキーのアニキの店を知らないんだ」「いちいち殺すとか何よ?」などと、やっぱり見終わってからはモヤっとした気分になってしまう。

 だったら見なければいいのだけれど、ついつい習慣になってしまっていてねえ……。

 

 そんなところに一昨日、嫁と次女が映画のほうを観に行くというので「どうも好きじゃないんだよなあ」なんて愚痴ったりしていたのだが、帰ってくると「面白かった」と口を揃える。

 聞くと、ドラケンを救って現代に戻り、タケミチとヒナタが再会したところで映画は終わったということで、それは確かに良い切りどころだ。

 だけど「そのあとまたヒナタがすぐに死んだりするのが安直で嫌なのよ」なんてついつい文句を言ったら「ネタバレよくない!」と怒られてしまった。

 

 まあ確かになあ。

 他人が面白がっているものを横からつまらんと言うのはいかにも無粋な話で、これじゃあ五輪に文句を言ってるサヨクの方々と変わらんなあと反省した次第。