昨日の小池百合子都知事の復帰会見てのちょこっと見かけたんだけど、わかっちゃった。

 つまり逃げたんでしょ、都議選から。

 

 本当に体調がすぐれないところはあったのかもしれないけど、それをいいことに「どーせ当選しない都民ファーストの応援演説に出かけるよりも、休養したほうがマシだ」って。

 

 一所懸命に応援したところで、それで落選すれば自分のせいになっちゃうんだから、責任回避するための入院。

 「こんなときに体調壊してごめんなさい」っていう言い訳づくりの入院。

 

「いつ倒れてもいい」みたいなことを会見で言ってたみたいだけど、だったら仮にも一度は慕ってついてきた都民ファーストの兵隊たちの応援先で倒れてみろよ。それが親分ってもんだろうに。

 

 で、選挙戦最終日の前日に復帰して、最終日だけちょこっと形だけの応援でもして、それで当選すれば「さすが小池」だし、落ちたところで「体調を崩す不運に見舞われた」っていうことでしょ。

 たぶんこの見立てはそんなに外れていない。

 

 無駄にプライドが高い都知事らしいやり口だわ。

 

 口が達者で見た目も悪くないんで神輿に担ぐにはいいけど、実(じつ)がないから下の者がついてこなくて真の親分にはなれない。

 誰かに似てるなと思い出したのが高田延彦。

 うん、結構この2人は立ち位置的に似てると思うなあ。

 なんだかんだで祀り上げられて目立つところにはいるんだけど、結局大きな結果を遺すことはできない。

 

 都民ファーストの候補者のみなさんもこんな親分じゃあ大変だねえ。

 まあほとんどの人間は、前回当選しただけでも恵まれなんだからそれで納得するしかないね。