小室圭がこれまでの報道に反論する長々とした文書を発表したとかなんとか。
でも、仮に小室の言うことが全面的に正しいのだとしたところで、そんなことは世間からするともうどうでもいいのだ。
私も含めて20何枚?とかいう文書をきちんと読もうという者はほとんどいないんじゃない?
そんなことよりも世間はさあ、ごちゃごちゃっとした話が出てきたときの、あなたの立ち居振る舞いを見ていたのさ。
たとえば、最初にそういう話が出てきたときに、堂々と日本にいて「母と私は別人格ですから」「それでも私から説明できることはします」ぐらいの態度でいれば、事実がどうであったにせよ「ああ小室さんてのは立派だなあ」ってなったんだと思うよ。
それがさあ、本人なりの理由はあったのかもしれないけれど、婚約者を残したまま一人でアメリカに行っちゃって、そこから音沙汰なしっていうことに不信感を覚えた人間というのは相当多かったに違いない。
そんな無責任にも映る態度に対して「そんな人間が皇室の縁者となって、さらに結婚の支度金まで税金から支払われるなんてとんでもない」ということなんだ。
だいたい自分自身がしっかりしていれば、母ちゃんがどうとかってのはついでの話でしかないわけでね。
もし仮に、藤井聡太二冠のご両親がとんでもないクズだったなんてことがあったとしても、それで藤井二冠の価値は一切揺るぎはしないのさ。
母親の問題が自分の将来に関わってきてしまうっていうのは、現在の小室が所詮その程度の人間だからなのだということは自覚したほうがいいし、そういった自覚が感じられないことも世間からの評価に影響しているんじゃないかな。
反論文を出したことで、「なんか自分の都合ばっかりペラペラしゃべって」とさらに世間からの目線は厳しくなると思うぞ。
なにせ日本は「男は黙って…」とか「不言実行」ってのを高い価値とみる伝統もあるわけだからな。
そもそも結婚が第一義なら、眞子さんを強引にアメリカへ連れて行って、そこで家庭を作っちゃったほうが、「愛を貫いた」なんてことで世間からの評価も上がっただろう。
そういうポーズも取らないから、「やっぱり支度金目当てなんじゃあ?」などと邪推をされてしまうわけだし。
まあまだ若いから、そういうところまで知恵の回らないのも仕方はないんだけど、そこもまた「芯がない」という見方をされてしまう一因になっているわけでね。