イギリスの王室や日本の皇室という伝統に基づいた権威というのは、共産主義者やグローバリストにとってみれば、それこそ「癌」のようなもんなんだろう。

 

  共産主義、グローバリズムという新たなルールを敷衍しようというときに、それよりも正統性のあるものとして民衆が認めるものがあったのでは、それが障害になるわけだからね。

 

 で、王室潰しの第一歩、せめて評判を下げようってことでメーガンは送り込まれたんじゃないか、なんてことを妄想したりする。

 

 実際にはヘンリー王子自体が傍系だし、そもそもいいかげんで制御不能だったからこういうことになっているんだろうけどさあ。

 

 

 王室内の差別発言とかなんとか言われてるけど、実際にあったとしても別に構いはしない。

 王室や皇室という伝統あるものが、後からポッと出てきた理論理屈に合わせていく必要などない。

 

 王室は王室としての、皇室は皇室としての正義や正道を貫いていくことこそが、本来あるべき姿勢なのだ。

 

 それが確固たるものとして存在しているからこそ、人々はそれを鑑として生きていく上での範とすることができる。

 王室や皇室がいちいち揺れ動いていたのでは、存在意義が薄らいでいくばかりだ。

 

 そこを揺さぶってきたのがメーガンであり、日本なら小室家も、企んでのことか否かは別にして、結果としてそうなっている。

 結婚当初の雅子妃にもそんな雰囲気は見て取れた。

 

 世論がどうとか一般社会の常識がこうとかなんてことはうっちゃって、王室皇室の本道を突き進むことが、結局は民衆のためになるのだから「開かれた王室、皇室」は構わないし、自然と世の流れに合わせていく部分もあっていいのだけれども、だからといって変におもねって自ら積極的に伝統を改革しようなんてことは考えないでもらいたいものである。