実におかしな物言いなのである。

 

梅沢富美男 菅首相「生活保護」発言に怒り爆発「こんなにバカにされて自民党に入れるヤツいるのかね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2a26d849e6fd50fb9b794a3ffe80689a89d621

 

 

 政府にしてみれば、給付金も生活保護も「困った国民を助ける」という意味では同等のこと。

 一斉に配るよりは細かに手当てしていくことで、他に予算を回したいとの意味合いもあってのことだろう。

(この際、「一斉にばら撒いて、他の予算をつけても国債で賄うことができる」とするMMT理論は一旦脇に置く)

 繰り返すが、政府からすれば、給付金も生活保護も、困窮国民を救うという意味では同質のものなのだ。

 むしろ一回の10万円より定期の生活保護のほうが受け取れる額は大きくなるのだから、生活困窮者にとってはそのほうがありがたいハズ。

 

 一方、生活保護を「バカにしている」と言う梅沢は、きっと生活保護受給者というものを見下げているからこうした発言になるのだろう。

 

 菅総理と梅沢、どっちが国民をバカにしているのか。

 答えは明々白々だ。