前情報はほとんど無しに土曜ナイトドラマ「モコミ」を見たんだ。

 放送時間帯が重なっていた「すべらない話」やさんまの番組は、見ればおもしろいのだろうが随分と前から興味から外れているので「有田Pおもてなす」から「モコミ」への移行。

 30分と短めだから「そろそろにちようチャップリン」と重ならないのがいいね。

 

 コメディエンヌ小芝風花のファンとしては、「あれ?」と感じたりはしたものの、これまでのハマリ役以外で主役をもらえるというのは事務所に推されている証拠でもあり、これで失敗したところでまたコメディに戻るチャンスももらえそうだし小芝の今後を考えれば喜ばしいことであろう。

 

 このドラマにおける小芝の演技についてはまだ評価するには早いようにも思うが、それよりも富田靖子よ。

 

 富田の演じる母親像、本人は善意100%なのにそれが周囲の負担になるという役どころがあまりに真に迫っているもんだから、正直見ていて辛かった。

 ホント、逆にひとりだけ浮いてるぐらいにリアルに感じられ、実際に嫁や実姉から叱られているように感じられて正直胸が痛くなったわ。

 

 小芝よりも富田が今後どうなっていくかがこのドラマのキモなのかもなあ。