センバツ行進曲は「パプリカ」に 中止の前回大会と同じ
http://www.asahi.com/articles/ASP1F5SY1P1FPTQP00H.html

 

 別にいいんですよ。

 私としては「新型コロナはもう常在するものになったので、各人配慮して日常生活をしていくしかない」との考えなので。

 政府案件の「東京五輪開催」となると開催の是非をいちいち論考するくせに自社利益につながる高校野球(春は毎日だけど、朝日マターの夏の甲子園にも関連することだろうし)はふつうに開催の方向で話を進めていることも、矛盾しているとはいえまあ人間らしい営みだろうとも思うし。

 

 

 一昨日あたりから云々がいわれている東京五輪、森元首相ではないけれど、なんで開催を懸念する声が挙がっているのか、いまいちピンときていない。

 

 まずコロナの感染拡大については、対策云々の問題というよりは普通に風邪やインフルエンザと同じく「人々の免疫力の落ちる冬に増えて、夏になれば減っていく」という傾向にあることが全世界を見渡しても明白になったのではないか。

 このところの感染拡大の理由を「年末年始の会食や帰省」や「海外渡航や帰国」に求めるような声も聞かれるようで確かにそれらも一因としてはあろうが、それよりは季節的な要因が大きいと考える。

 だからこの先、拡大が続いたとしても昨年同様に、春先から減り出して、夏にはほとんど見られなくなり、また冬には増えだすという流れになるものだと私個人としては確信している。

 

 だったら夏の五輪開催も普通にやればいいというのが私の考え。

 これまで特別に五輪開催にこだわる気持ちはなかったのだけれど、やらないことによる委縮ムードを考えると、国民の気分をアゲるためにもここはやっぱり可能な限り派手にやったほうがいい。

 なんなら昨夏にやっておけばよかったんだというのは以前にもここで書いた通り。

 

 新型コロナ発生からおよそ1年が経ち、予防や検疫、コロナ下での大会運営のノウハウも向上したに違いなく、そりゃあリスクゼロとはいかないだろうが、開催によってそれほど重大な事態に陥るとは考え難い。

 感染拡大期にある今現在、なんだかんだと言われながら大相撲、高校サッカー、ラグビーその他もろもろのスポーツイベントが開催されていて、恐らくまだ収まっていない春のセンバツ高校野球もやる方向でいて、高確率で感染低減期となっている夏の五輪がダメというその理屈が分からない。

 

 なんなら日本の選手団に対しては様々なシミュレーションを提示した上で「絶対に開催する」と言明しておいて、他国が開催の有無に戸惑っている間にどんどん強化を進めてバンバン金メダルを獲得しちゃえばいい。

 メダルラッシュとなれば気分高揚、政権支持率もアップするだろうし、バンバンやっちゃいなよ、菅政権。