先週テレビでやってたんだっけ? 鬼滅の刃。
見逃しちゃったなあ。
まあ気付いていたとしても途中で『有田Pおもてなす』にチャンネルを変えていたとは思うのだけど。
コミックのほうはどうやら娘が揃えているっぽいのでいつか読むことになるだろうが、結局アニメは見ることのないままになりそうな予感。
そんな私が言うのもなんだが、アニメ主題歌の「紅蓮華」というのはいい歌ですね。
以前、何かの時にネットでこの歌を評して「“どっこいしょどっこいしょ”の歌」と書かれているのを見て、これ自体は歌い手のダンスに触発されたものだったのかもしれないが……実際「紅蓮華 ソーラン節」でヤフー検索したら鬼滅のキャラクターたちがソーラン節を踊る動画がトップに上がっていたので……。
ただ私としては踊りよりもむしろ楽曲、リズムの部分で紅蓮華が、ソーラン節やらの民謡と通じるところのあるように感じたんですね。
簡単にいうと「細川たかしが唄っても似合いそうな感じ」とでもいいましょうか。
専門的なことは分からないけど音楽的には2拍子になるのかな。
「どうしたってぇ」からのサビのところ、強い音をどんどんかぶせていくような感じとその節回しが、ソーラン節など激しめな民謡に似通っているように感じたわけです。
意識してのものなのか無意識のうちなのかは分からないけれども、日本の伝統的歌舞が息づいているような歌が流行るっていうのはいいなあと思いますね。
以前何かで「恋するフォーチュンクッキー」が「音頭」を意識して作られたというのを見かけて、それが本当かどうかは知らないけれどもいわれてみれば確かに音頭ぽくて、これが結局AKB48の代表的な曲になっているわけでね。
やっぱり日本人として皆、なにかしら共通する感覚を受け継いでいるのかなあ、なんてことを強く感じるのですよ。