Amazonプライムが三浦瑠麗をCMに使ったことで左翼界隈が炎上しているとかなんとか。
安倍首相と食事をしたりして政権に近く、「スリーパーセル」などという“反北朝鮮デマ(?)”を垂れ流した「右派学者」だから気に入らないということらしい。
私としてはいざというときに破壊工作に走る北朝鮮指揮下の、いやそれに限らず中国や韓国系にも「スリーパーセルは実在する」と信じているが、その真偽は別にしても北朝鮮絡みの人間からすれば痛いところを衝かれたということで(まったく関係なくとも半島由来の人間は「いらぬ嫌疑をかけられる」ということで)、それが三浦に文句をつけるというのは(正しいか誤りかは別にして)話の筋道として理解はできる。
ただその論調を以て「右派」という連中は、よほどの視野狭窄で、他人の言葉を理解しようという知性の欠片もない、はっきりいって「ドアホ」だと断言する。
左翼はこれだから嫌なんだ。
自分が一度正しいと思い込んだ意見こそが絶対で、他は聞き入れようともしないからそもそも話にならない。
いついかなるときも自分の意見のみを押し通そうとする、「リベラル」などと自称するくせにめちゃくちゃ暴力的な存在だ。
三浦は保守寄りの発言もすればフェミの立場にも寄る、リアリズムの観点から右も左も関係なく現実に必要なことを選択すべしという思想の持主であり、左翼はそのうちの右寄りで自分に気に入らないところだけを抜き取って批判する。
これは八代英輝や橋下徹の言説に対してもしばしばみられる現象だ。
三浦も橋下も八代も、左や右、反政権・親政権というような型にはまった旧来の思想的枠組みと関係なく、自分なりに構築してきた理論理屈……三浦なら学問、橋下や八代は法に対して忠実なだけであり、右側から見れば「左翼くさいこといいやがって」と思わされる場面も決して少なくはない。
そんな三浦たちが右翼だのタカ派に見えるというこことは、自分がそれだけ極端に左寄りになっているということ。
逆に彼らが憎むべき左翼に見えたなら自分がよほど右寄りになっているということである