明確な自力型でラインの先頭となるのは山岸と山中。
ただし椎木尾や阿部も展開次第では自力を使うこともありそう。
特に椎木尾は決勝メンバー唯一のGレースの優勝経験がなく一発キメたい気持ちは強いだろうし、阿部だって唯一の地元地区選手。
どちらもモチベーションは高そうだ。
山岸も山中もガンガン先行するタイプではなく、それでいてどちらの番手も自力の使えるタイプということが展開のアヤとなりそう。
先に山岸が前に出てペース駆けに持ち込もうとしたとき、椎木尾や阿部はこれに続いて様子見となりそうだが、山中はどうでるか。
じっくり捲りに構えたのでは、最後鈴木庸に合わせられそうだし、山岸もそんな快速先行ってことではないし、やっぱり少々早めでも叩き返しに行きたくなるんじゃないのかなあ。
それで山岸と山中がやりあう感じになったなら、阿部か椎木尾の捲り追い込み一撃が決まるんじゃないか。
当初は、2日目の追い込み勝ちがエグかった松谷が混戦抜け出すんじゃないかとも考えたのだが、タイムを見てみるとさほど良いわけではなく、3日目も先行野口をかばったり椎木尾に内から出し抜けをくらったというのがあったにしても3着落ちは物足りないと見ることもできよう。
頭は椎木尾か阿部で2,3着候補は笠松、松谷、鈴木庸あたりと目星をつけて、あとは買い方。
一応、予想としては椎木尾と阿部の1着から2,3着に上3人を加えての全24点としておく。
函館ミリオンナイトカップ決勝予想
3連単
阿部、椎木尾→阿部、椎木尾、笠松、松谷、鈴木庸→阿部、椎木尾、笠松、松谷、鈴木庸
24点では買い目が多いというときにもまず笠松は、椎木尾が脚の使いどころをミスったときの浮上があり得るし、名前を挙げた中では比較的人気薄そうだから配当面からも押さえておきたい。
鈴木庸と松谷の比較は難しく、点数を抑えるならば両者を3着までに控えるという感じになるか。