昨日の東京の武漢ウィルス新規感染者が28人で、全国では81人か。
もうちょっと多くて東京が100近く、全国で150ちょいとかそんな感じかなと想像していたんだが、こりゃあ本格的に終息トレンドに入ったね。
そういえば2、3日前のスポーツ報知だったかなあ。
文脈的に「終息」って書くべきところが「収束」ってなっていた。
テレビのテロップとかでも「収束」とあるのをよく見かけるのだが、なんだろうなあ。
「このくらいの数値に収束する」なんていう数学的分析が裏にあったりするんだろうか……んなわけないか。
ただの低レベルってだけだろうね。
この週明けから人の出が目立って増えているからもう一回くらい山が来るかもしれないけれども、やっぱり自粛は今月いっぱいって感じか。
相変わらずワイドショーでは「PCR検査を増やせ」と喧しいようで、このくらい落ち着いてくればそれも間違っちゃあいないんだろう。
症状の有無にかかわらず感染者を隔離して社会全体からウィルスを無くしていこうという考え方自体には一理ありそう。
ただ、そこまでやらずとももう大丈夫っていうのが常識的な感覚なんだろうねえ。
実際、これまでだって大ごとにはなっていないわけで、終息傾向となればなおさらだ。
日本でPCR検査が増えなかったのは、じつは医者が嫌がったっていうのが大きいんじゃないか。
ちょこっと調べたら、3月にPCR検査に保健が適用されるようになったとき、保健の点数が450点となっていて、医療に関しては素人なのでこれが高いか低いかは分からないんだけれども、他の検査項目の点数と比べて格段に高いという感じではなさそう。
未知のウィルス相手にそれだと、自らが感染してしまうことのリスクまで思えば、やりたくないっていう医者は今でも多いのではないかなあ。
最前線で武漢ウィルスと戦っている医療関係者ももちろんいるが、大半はそうじゃないから検査数が増えないっていう部分はあったのではないか。
医師会が選挙の票田になっている以上、政権も無理強いはできないっていう。
当初、検査を増やさなかったことは個人的に正解だったと思っているし、今更「増やせ」とも思わないというのもあって、「検査数が増えない」ことを政権のせいばかりとする物言いはちょっと筋悪かなあという気がしますね。