#検察庁法改正案に抗議します 

 流行ってるらしいんで書いてみた。

 

 付け焼刃的にいろいろこの件に関してネット解説を読んでみて、まあ検察官の独立性に対して多少は内閣の意向が反映するかもしれない、ってことは分かった。

 だが、そもそも任命自体が内閣権限であって、それに比べれば2、3年の定年延長などは些末なことであり、法改正による影響はホント多少のことに過ぎない。

 こんなことで独立性が崩れるなどとは、検察バカにしすぎだろう。

 内閣による任命と、独立性を担保する法律の合間にあって、ずっとバランスを取ってきたものが、なんでこのくらいでという思いはやっぱり拭いきれない。

 単に定年延長ってだけでなく、ついでに含みを残そうとした法案であることは想像できるが(それによって何をしようというのかまでは分からないけれども)、それにしたって、これくらいのことで検察が日和るというのであれば、それは内閣よりもむしろ検察のほうの問題が大なんじゃないの?

 

 だいたいにして、現状安倍内閣において、定年延長で忖度してもらいたい案件なんてなにさ。

 森友はまず財務省だし、つーかすでに検察においては終わった案件だし、河合案里も自民党の問題ではあるが直接内閣の存亡に関わってくるほどのことでもない。

 

 

 検察庁法改正が「素晴らしいもの」とは思わないし、安倍政権はともかく、その後の将来の政権において多少の悪影響が出る危険性はあるかもしれないが、だからといってツイッターのトレンド1位になるほどまでに突然芸能界やらなにやらとつぶやきまくるってのが意味が分からない。

 単にコロナ自粛でヒマなだけなのか、それとも誰か裏で仕掛けてる人間がいるのか。

 

 どっちにしてもしっくりとこない珍トレンドだなあ。

 まあどーせ一過性に終わるんだろうが。