昨日、GW明けの東京はどんな具合だったんだろう。
私はと言うと日がな部屋にこもって資料読みをする予定だったのだが、どうしたわけかいつの間にやら羽生善治の竜王戦1組決勝生中継を視ていて、そんでもってこれまたなぜかプリンスの動画に見入っちゃって、休日以上に休日な感じになってしまった。
こういう仕事始め的な日は会社勤めの人々は打ち合わせやら会議で手一杯になるからなんだろう。正月明けとかもそうだけどフリーランサーはかえってヒマだったりするんよ。
将棋中継のほうも羽生さんの指が震える8七歩とか見られてなかなか感動的だったんだけど、それよりも久々のプリンスさ。
圧倒的だね。
歌も表現力もギターも。
1999とかいま聴いてもなお先鋭的で、こんなの15、16歳の頃に「スゲエ」なんて思って聴いていた私自身もなかなかのもんじゃないか、なんて変な自尊心を抱くぐらい。
それから30年以上が経っているにもかかわらず、これに比肩するようなものを寡聞にして知らない。
これと比べたらレディ・ガガとかもまがいもんにしか見えない。
星野源? なにそれw
プリンスとか、あと個人的にはあまり趣味ではないけどマイケル・ジャクソンとか、こういう天才パフォーマーがついこの間までいたのに、なぜ今どきのミュージシャン?たちはこれに追随しようとせずにラップとかつまんねえことやってんだろ。
彼らが天才過ぎてとても及ばないから、同じ舞台から逃げたと見るのが正解か?
ホント、ラップとかまともに聴いたことはないんだけど、ラッパーとか名乗ってるみなさんは、もしプリンスが存命だったらその眼前でご自慢のパフォーマンスとやらを披露できるんだろうか?
そんな場面、想像しただけでコッチが赤面しちゃう。
プリンスにしてみれば数ある引き出しの中の一つに過ぎない、そのくらいの余芸をなに粋がってやってんだよと、なんとかいうラッパーが大麻で捕まったというニュースを見かけてそんなことを思った次第。