昨日の東京、コロナ感染者が39人?

 まあもともと日、月は検体の持ち込まれる数が少ないから? 感染者の発表数も少なくなりがちっていうのだけれど、ということはそもそも、急を要する患者疑いの人数自体が少ないから「土日お休み」みたいなことが通っているわけだろ?

 

 4月17日が一番感染者数の発表が多くて、それから1週間から10日経ったここ数日の死者が以前よりも多めなのはそれと同じ頃に罹患発覚した人々が亡くなっているのだと考えれば、やっぱり終息傾向にあることに違いなさそうな気はしますね。

 

 「第二波が~」というけれども、実は第一波というのは2月アタマぐらいにあったんじゃないかなあ。

 その頃に、日本から帰国したタイ人とか台湾人だったかな? それがコロナ陽性だったという話があって、「日本では検査自体が少ないから発覚していないだけで、実はコロナ蔓延してるんじゃないか」とうっすら不安に感じていたのだけれど、それが武漢由来の第一波。

 で、欧米から帰国した人々からもたらされたものなども加わって、強力化して広まったのが現在の第二波。

 そんなふうに思うんだけどどうなんだろうか。

 

 まあ全体が終息傾向にあることと自分自身や家族が罹患するか否かというのはまったくの別問題なのだから、やっぱりまだ楽観してはいけないのだろうけどもね。

 

 よく「政治は結果」というけれど、ということはこれもやっぱり日本の政治の舵取りが巧くいったと認めざるを得ないんじゃないですかね。

「ピークを遅らせ、なだらかにしていくことを目指す」というのは政府が当初から言っていたことで、現状はまさにそれが成功していることを示しているように見えるし、5月中には治療薬のレムデシビルが承認の見通しで、隠し玉の治療薬としてアビガンもある。

 

 「日本のやり方は欧米と違って~」「お隣の韓国は~」というような批判めいた声は相変わらず多いけれども、日本と他国では文化習慣も体質も異なるわけで、じつは流行り病にグローバリズムなんて適用できない(そもそもグローバリズム自体が信用できる基準足りえない)ってことを、この結果が示しているんじゃないかなあ。

 医療従事者の皆さんの尽力の度合いや熱意、技術レベルの部分も含めてね。

 

 いまの状況だと5月6日で即警戒解除とはならなそうな雰囲気ではあるけれど、それでも余裕をもって見て、5月いっぱいぐらいでほぼ通常営業に戻るんじゃないですかね。

 

 メディアは相変わらず、主に政権批判を目的として(あるいは視聴率目的で)危険を煽るけれども、それに怯むことなく、それぞれ心掛ける部分だけ守っていけば、7月頃には「こんなんだったら五輪やっときゃ良かったじゃん」ぐらいの感じになってるんじゃないかなあという気がしております。