これから書くことは、すべて自分の思い込みが原因であることはあらかじめ断っておく。
きょう、朝一で用事があって小岩まで出かけて、用件を済ませたあと腹が減っていたので、まずは通りがかりにあった「業務スーパー」で何か買って帰ろうかと思ったのだがめちゃめちゃレジに行列ができていたのでバカバカしいと店を出たんだ。
時間は10時過ぎでまだほとんどの飲食店は空いていない。
どうしたものかと駅に向かっていたら、吉野家の店前に大きく張り出された「朝牛」のポスターが目に入った。
牛丼に味噌汁、小鉢がついて398円という値段が得なのかどうか、このところ牛丼店を利用していなかったから良く分からなかったのだが、「そういえば昨日あたり、吉野家の持ち帰り牛丼が300円とかニュースでやってたなあ」とアタマに浮かんできて、久々に牛丼もいいかってことで店に入り、「朝牛、小鉢は生卵で」と注文すると、「小盛りでよろしいですか?」と店員。
「ん?」と一瞬何のことを言っているのか分からなかったのだが、あらためてメニューをみると、398円という値段は牛丼小盛りの場合の代金となっている。
別に大食いがしたいわけでもなかったので、「それでいいです」と返答はしたものの、なんか納得が行かない。
メニュー紹介で大書きするのは「普通サイズ」であるのが一般的なのではないか?
まず普通盛りの料金が定価としてあって、そこから小盛りなら減額、大盛りなら増額ってなるのが常識だと思っていたものだから、不満感がどんどん募ってくる。
それでも紅ショウガ山盛りにしてとりあえず掻っ込んで会計となって、「どーせこれに税金もかかるんだろ?」と思ったら案の定で、結局437円だっけ? そのくらいを払うと、朝牛セット50円引きの2枚つづりのクーポン券を渡されて、これにいっそう腹が立ってきた。
割引は初見に対してのサービスじゃないのかい?
まず安く売っておいて「よかったらまた利用してください」っていうのが普通だろうよ。
それが定価で売っておいて、「次は安くします」って、いやそういう商売のやり方もあるんだろうけどさあ。
私のように最初に不満を感じた人間からすると「50円ぽっちのことで誰が利用するもんか!」って、逆効果にしかならんと思うのだが、私の感覚がおかしいのかねえ。
つーかさあ、サービスするってならもっと分かりやすく、「朝11時までは生卵サービス」とかそういう明解なものにしたほうがよほど効果的だろうに、そうしないってことはやっぱりどこかしらにごまかしがあるんじゃないのかなあ。
知らんけど。
吉野家側にウソやごまかしがあったわけではないんだけども、それでも精神的ぼったくりに遭ったような気分ですわ。