若い衆からすれば上役と同席する宴会など楽しいわけがない。
それは私自身もかつて経験してきたことだ。
でもねえ「苦労は買ってでもしろ」って言うじゃない(最近はあまり耳にしないが)。
特に20代ぐらいは、嫌に感じること、それまで避けてきたようなことをやってみると、自分でも予想外なほどに人間的な幅が広がったりするものだ。
逆に、見知った世界、心地良い世界だけで留まろうとするとそこで自分の限界を作ってしまったりもする。
別にじじい連中に従っとけと言うわけじゃない。
でもそういう席でじじいたちがどんなことを考え、どんな行動原理に従っているのかというのを知っておけば、今後の処世の役に立つこともあるはずだ。
じじい連中をいかにうまくおだてて二次会と称してフーゾク代を奢らせるかとか、シミュレーションゲーム的にお試ししてみるのもいいしね。
なんか爺クサいことを書いてしまったが、ホント、凝り固まるのは40代からでいい。
そこまではいろんなところで揉まれてみたほうがいいと思うよ。