安田純平の会見、ヤフートップやアベマで生中継してるのを失念していたためTBSの中継でさわりだけ見て、今ようやくヤフーを見始めたんだが、なんだろ。
拍子抜けというかただ単純につまらないというか。
特に思想もないままに単なる間抜けが調子乗っていたらこんな感じになっちゃったってぐらいのことだったのか。
とりあえず私の第一感はそんなところ。
戦場取材自体が、コイツにとって効率よく稼げるというそれ以上でも以下でもなかったのだろう。
しかし熱量の低い会見だなあ。
謝罪とかそんなん左も右も期待してないってーの。
拘束の詳細にしても口頭でダラダラと言われたところでねえ…。
多くに囲まれたら大したこともできない小心者だったか。
まあこんな程度の、何度も拘束される力不足の輩は二度とややこしいところへ行かせてはいけないっつーことですなあ。
メディアは何かを悪者にしなきゃ死んじゃう病に罹っていて、今回政府は悪者にしづらそうだから「自己責任論」を俎上にして、「ネット世論悪役説」をぶん回していたわけで、実際にはジャーナリスト全般への非難などは一切なく安田の人格や能力だけに疑問を呈していただけなんだが、それがあながち間違っていなかったことをこの会見は図らずも証明してくれたのではないか。
だいたいさあ、今回解放されたのが安田でなく、戦場カメラマンの渡部陽一だったら、(その現地での行情も鑑みてのことにはなるが)恐らくほとんどの人は喜びを以て迎えただろう。
ともかく生意気な間抜けが叩かれただけってことで、もろもろ終息しそうだな。
50年も経って事件のことを知る人間が減れば、きっと「優秀なジャーナリスト・不死身の安田」とかいって成功譚がでっちあげられるだろうから、安田本人や親族はそれを期待してちょーだいな。