ふだん水曜の夜は『水曜日のダウンタウン』から『有田ジェネレーション』まで自室のテレビはTBSでチャンネル固定されているのだが(その間の番組は見たり見なかったり見なかったり)、昨日は『水』が無かったので、BSの高校野球→林家三平&桂歌丸特集から報道ステーションのスポーツコーナーへってチャンネル移動したわけですよ。
 ずいぶんとテレビっ子だなあ、いい年齢して恥ずかしい。

 で、そのまま『有吉&マツコのかりそめ天国』(タイトル合ってる?)になだれ込んだんだけど、ちょっとキツくって、ながら見にも見ていられなかったや。
 
 かつての怒り新党の頃は結構見ていたんだが、そうそう。
 夏目三久が出なくなってから、こういう雰囲気に嫌気がさして見なくなったんだよなあ。

 有吉が芸能界基準のモノの見方しかできないのは実際その世界しか知らなくてそこで成功しちゃったんだからそうなるのも仕方がないんだろうが、そこにマツコがすり寄っていって、さらにアナウンサーもただ笑っているという「有吉の意見が絶対」の世界。
 そんなもん見せられてもなあ……。

 夏目が出ていたころは有吉がそういうことを言ってもそれに釘差すような雰囲気があって、それでまだバランスが取れていたんだけど、もうさあ。
 いやいや、芸能人ていつからそんなにご立派な職業になったんですか、っていうね。
 
 マツコにしても(最近はこの人もほとんど見ることはないんだが)、他の番組なんかだと浮世離れした手前勝手な意見にはしっかり毒を以てあたるタイプなんじゃないの?
 それが有吉に対してだけは全面肯定ってどうなのさ(ホンマでっか』もほぼ見ていないので分からないけどさんまに対してもそうなのかなあ)。

 有吉も、これ以外の番組では特に当たり障りもなく好きも嫌いもないし、特番でやってる『有吉の壁』の中での芸人へのツッコミは面白く見ているのだが、とにかくこの『かりそめ天国だけはダメだわ。


 まあ今後、夏目復活でも無い限り見ることはないだろうから、どーでもいいっちゃあいいんだけどさ。