きのう「若狭に覚悟がない」と批判めいたことを書いたけど、後で考えてみればあれは間違いだ。
謹んで訂正したい。

若狭の望む望まざるに関係なく、小池にバッサリ切られたから希望の党から離れるしかなかったんだな。
その証拠に小池は総選挙後、ハッキリと口に出して言っている。
「今後、希望の党は議員バッチをつけた方々にお任せする」と。

言い換えれば「落選した若狭には今後、希望の党での立ち位置はない」ということだもんなあ。

長きにわたり自分のことを応援してきた立党メンバーをこうもバッサリ行くかねえ。
まあ裏では「若狭が恋愛的な意味で小池に言い寄って振られた」とかそんな感じの気持ち悪い話があったのかもしれないからあんまり勝手なことも言えないんだけど、それでもやっぱりこの割り切り感は、ちょっと他の人間は真似できないんじゃないか。

音喜多あたりは早々に切られそうだと都知事選の頃のブログで書いていたけど、若狭も同列とはなあ。

このバッサリ感、外から見ている私には面白いばっかりだし個人的には決して嫌いでもないのだけれど、まあでも一般ウケはしないだろうなあ。

本質がそういうバッサリの人だから、それを徹すればそれはそれで面白い展開も生まれそうなものなのだが、たまに世間体を気にしてというか支持者の顔色をうかがって、そういう本音を粉飾するからひずみが生まれてしまう。
結局、今回総選挙での希望の党の敗北も、そういうことだったのかもしれないなあ。