山尾志桜里は離党ですか、そうですか。
なんでそんなことになってしまったのかといえば、結局、身の丈に合わないことをしようとしたからだと思うよ。
ここで身の丈に合わないというのは不倫のことじゃなく、幹事長就任受諾のことね。
そりゃあ周りはやっかむさ。
嫉妬というとそれをするほうが悪いという声も多かろうが、でもさあ、やっぱり嫉妬されるというのはそれだけの人間なのさ。
周りが「あの人なら仕方ない」と納得するだけの実績も徳も積んでいないから、そうやって足を引っ張られることになる。
不倫発覚にしたって、まさか文春が山尾ごときに終始張り込んでいたハズもなかろうし、きっと近しい誰かのリークがあってのことでしょ?
若い世代の活躍を手放しでほめるのが最近の風潮のようだが、やっぱりそれだけじゃあ世界はうまく回らないってことでね。
小泉進次郎なんて小憎らしいほどそのあたりをわきまえているじゃない。
身の丈に合わないといえば、神戸の橋本元市議もそうなんだろうなあ。
橋本の場合は山尾とは逆に、不倫が身の丈に合わなかったのだろう。
元アイドルとの交際にふさわしい男と周りが思わず、やっかまれたからいろんなことまで暴露される羽目に陥ってしまった。
印刷業者にもふだんからちゃんと心配りをしていれば、あっさり工作をバラされなかっただろうに、「アイドルに入れあげてこっちのことは手下扱いかよ」と思われるようなことしかしていないから、そういうことになる。
アントニオ猪木なんて見てごらんよ。
国の方針に反して北朝鮮渡航なんてしても、誰も議員辞職を求めたりはしないわけでね。
まさに「あの人ならしょうがない」の典型ではないか。
プロレスラーとして(賛否はありながらもトータルイメージとしては)絶大なる実績を残し、議員としてもイラクの人質解放とかあったわけでね。
それだけのことをやってきたから、今になって自由気ままにふるまえる。
「とても猪木の真似などできない」というのなら、その人は結局その程度の人間なのである。