蓮舫辞任による民進党の次期代表。
前原誠司か枝野幸男かと名前が上がり、アンチ民進の人々からすれば「どっちでもダメなものはダメ」ということになるのだろうか。
あるいは「保守寄りの前原のほうがまだマシ」とか?

ただ私は実は枝野のことがさほど嫌いではない。
東日本大震災のときの「直ちに影響はない」は今となっては「本当に科学的根拠があったのか?」など批判の的にされたりもするが、あの混乱時に落ち着いた枝野の対応によりパニックを抑えた部分は少なからずあったんじゃないかなあ。

少なくとも私はそうだった。
あの頃は今と違い、原発に対する知見も薄くむやみに恐れるようなところがあったのだが、それでも枝野の「直ちに影響はない」の言葉で心を紛らせて、子どもたちを学校に送り出していたものだった。

よって民進党の今後ということでは、フラフラと腰の落ち着かない前原よりも、「直ちに」の一発ギャグを持つ枝野の下で健全野党を目指してもらいたいというのが今の想いである。


もし民進党が無謀にも2大政党の地位復活を狙っているなら、これは今のメンツじゃあ無理だ。

全日本プロレスが大量離脱による存続危機に陥った際、新日から武藤敬司が移籍してエースとなったような大掛かりかつ大胆な路線変更が不可欠だろう。

自民で立場の無くなりそうな石破茂などが代表となれば、マスコミ的には扱い易いだろうなあ。
さすがにいきなり代表とはいかないだろうから、まずは前原が代表となり、そこに石破が移籍してくるような形か。

ただ石破ってのもある程度想定の範囲内というか、意外性としては中ぐらい。
もっと絶対的な人間がいそうだが誰だろう。
坂本龍一とか?
小泉純一郎&進次郎親子を揃ってスカウトするなんてのはいいかもしれないなあ。

ともかく今のままでは存在価値は薄れる一方なだけに、せめて野次馬的には楽しめるぐらいのことはしてもらいたいなあ、と。