この土日、新聞はほとんど読まず、テレビのニュースをチラと横目で見ただけなのだが、イタリアのG7サミット。
これに関する報道で大半を占めていたのが「トランプスキャンダル」だったような気がしたのだが、それってどうなのさ。
トランプ夫妻が不仲とかどうとかやる前に、日本の代表である安倍首相が国際舞台でどのようにふるまったのかということのほうがよほど大切ではないか。
「グローバリズムが大切」とか言いながら、自分らは“自分らでも理解できて視聴者向けにも刺激的に料理しやすい”という極めて内向きな理由でトランプやら加計やらを主題にもってくる。
本質的なサミットの結果について報じないということは逆に安倍首相、サミット古参ということでけっこう影響力を発揮したのか?
だから反権力メディアとしては報じたくないとか?
まあちゃんと見ていなかったので、しっかり報じられていたのならごめんなさいだが、じっさいどうだったんだろ。
国会での野党もさあ。
世界を俯瞰して行動している首相に対して、加計がどうこうなんていう国内の些末な問題を追及しようとしても、そんなの相手にされるわけないじゃん?
まあ安倍をどうにか傷付けようという腹しかない民進党や共産党議員に国際問題を扱えといっても荷が重いんだろうが、ちっとは勉強して進歩してみろよ。