案の定、告白本の発売によって潮目が変わったというか、ネット上でもこれまで散見された「清水擁護」の声がめっきり減ったように感じられる。
昨日にも記したように、これは明らかに将棋でいうところの指し過ぎ。
「注目されているうちに」と幸福の科学側は懸命の努力で当該書籍の制作・販売にこぎつけたのだろうが、無理を通そうとしたことが批判する側の反撃拠点となってしまった。
(これも昨日書いたことだが、「出版までに1カ月かかる」なんてのはデザインや印刷等が外部発注でなおかつ一般の書店に流通させる場合のことであり、完全自前の制作・販売であれば清水の出家後であっても可能。でも一般の人々はそこまで分からないからねえ)
せめてやるなら一発で清水の元所属事務所をノックアウトするような、訴訟も辞せずの超過激な内容にすべきだったが、見聞きする情報ではどうもそれほどのものでもないらしいし。
何部制作したのかは知らんけど、私の印象としても「そこまで急いで売りたいほどに、実は教団はカネに窮しているのかなあ」と……。
ともかく、このままでは単に変な女の子と変な宗教団体というふうに世間から認識されるだけ。話題は尻すぼみになり忘れ去られることだろう。
こうなってしまった以上、もはや清水&幸福の科学としては、相手を攻め潰すまで攻撃を続けるしかない。
さきほどネットで見かけたところ、元所属事務所社長の守護霊本も“緊急出版w”するそうだが、このくらいじゃあまだ全然弱いぞ。
そもそも守護霊ネタなど一般人は誰もまともに相手にしていないんだから。
幸福の科学出版は17日、公式サイトを更新し、3月1日に「芸能界の「闇」に迫る レプロ・本間憲社長 守護霊インタビュー」を発刊することを発表した。
この日は宗教法人「幸福の科学」に出家し、芸能界を引退する意思を表明した女優・清水富美加(22)の告白本「全部、言っちゃうね。」が発売。 ネット通販大手「アマゾン」の売れ筋ランキング1位になるなど話題を呼んだ。
幸福の科学」は16日に本間社長の「守護霊インタビュー」映像を、教団拠点や支部などで公開。
視聴した人によると、本間社長の守護霊とチャネリングした教団関係者に大川隆法総裁(60)らが質問する形式。 大川総裁は自身の正当性を主張する守護霊に対し「人食い鬼」などと非難。 さらに教団関係者が、レプロのタレントにまだ信者がいることを示唆したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000154-spnannex-ent
ここはやっぱり清水、いや千眼美子だったか、そっちの実体験のもっと際どいやつとか、あるいは元所属事務所にこだわらず芸能界全体をぶっ壊すようなネタ(小川知子とかにもあることないこと言わせて、あと幸福の科学出版や系列のリバティで飼ってる保守系言論人とかも総動員して)、ぐちゃぐちゃの全面戦争に持ち込むしかもう幸福の科学の勝ち筋は無いと思うぞ。
私としては今日NHKBSで放送の『龍の歯医者』を見て、声優としての清水の演技が格別に良かった場合に限って、応援に回ることにする。