トランプ米国次期大統領の「ひとつの中国に捉われない」発言。
 単なる貿易交渉前段階の駆け引きからの言葉かと思っていたのだが、下の記事をみるとどうやらそうとばかりも言えなさそうだ。

米・トランプ次期大統領、南シナ海めぐり中国に激怒
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00344293.html


 南シナ海のこと知らんかったんかい!との気持ちもあるけれど、それでもこの反応が事実であれば興味深いことには違いない。
 
 アメリカが居丈高に出たときには、たぶん中国は反発することなく卑屈に尻尾を巻くことになるんじゃないかなあ。
 「眠れる虎」と目されていたにも関わらず、欧州各国の中国進出をなすすべなく受容するしかなかった第一次世界大戦前後の歴史がまた繰り返されるような気がしてならない。

 ちょっと面白くなりそうでなによりだ