昨日M-1は、ちょっといろいろバタついていて、予選9組め、和牛からしか見られなかった。
ホントは敗者復活戦からぜんぶ通しで視たかったんだけどねぇ。
敗者復活、個人的推しであるジャルジャルやAマッソはダメだったか。
和牛はネタの嫌味なテーストは好きだけど、なんかそれぞれのルックスやたたずまいが好みじゃないんだよなあ。
今回のネタは良かったけどね。
アスレチックの動きのとことか。
決勝予選の相席スタートやさらば青春の光のネタがどんな感じだったのか、最下位となった相席~はどんな感じでスベったのかは気になるところではあるが、まあ、いいや。
録画もしていなかったのでネットで動画を探そうかとも思ったけれど、今段階ではそこまでの熱が起きてこない。
なんか気分が盛り上がらないのは、銀シャリ優勝という結果によるところが大きい。
銀シャリ自体は別に嫌いなわけじゃないけれど、決勝を見た限りでは、まあ予想通りのいつもの銀シャリで、それで優勝って言われても新鮮味が感じられないんだよなあ。
だからといって優勝にふさわしくないかといえばそういうことでもなく、「ああ、そうですか」っていうだけ。
実力安定株の銀シャリ優勝を一区切りとして来年こそは新しい驚きや感動をおぼえたいものである。
決勝の3組については、ネタのデキについての大差は感じられず、皆それぞれに面白かった。
個人的にはスーパーマラドーナがやや上位に感じられ、あれでもうちょっと動きにキレがあれば明確に他との差がついたような気もするのだが、ただ、ライブ番組の性質として予選からの影響も多分にあるので、そっちを見ていない私としてはなんとも言い切れない。
今回M-1に文句があるとすれば、審査員が西寄り過ぎたこと。
東から誰もいないのはさすがにちょっとイビツじゃないか?
たぶんあの中で、全国区の感覚を持っているのは松本人志と博多大吉ぐらいのもんだろう。
じゃあ東で審査員にふさわしい人材として誰がいるかというと難しいところもあるのだが。
ざっと思いつくのは大御所だと萩本欽一、ビートたけし、高田文夫、伊東四朗。
(みなさん、「芸人に点数付けるなんて粋じゃない」なんて断りそうではあるが)
あとはテレビ朝日系ってことで、アメトーークとかやってる加地プロデューサー、M-1王者でサンドウィッチマンとかになるか。
もともとの番組の成り立ちが「くすぶっている実力派の中堅・若手に光を当てる」ってことだから、銀シャリ優勝もその理屈にはかなっているのだろうが、それでももうちょっと刺激が欲しかったなあ。
そのためにも、もうちょっとフォーマットの部分からなんとかせにゃあいかんのじゃないかという気もする。