関西文化圏で生まれた割に、コテコテの関西ノリが苦手、というのもある。

だけどそれよりも、中川家礼二を好きになれない理由があって、とにかくセンスが古臭くて性に合わないのだ。

例えば、よく見かける外国人のネタ。
インチキな外国語を喋るのがもう見ていられない。

40年近くも昔のタモリの4ヶ国麻雀のネタと比べても、まったく進歩が感じられない。

だいたい、スマホで同時通訳も出来ようかという今の時代。
気の利いた飲食店員なら2、3ヶ国語も使いこなすというのに、いい年のオヤジが何をやっているのかと、見ていて物哀しくなってくる。
笑う以前の問題だ。


他の細々としたモノマネだって、ちょっとネット検索すれば現物を確認することができると理解した上でやっているのか、甚だ疑問だ。

つまりは、一般の平均から見ても、知的レベルが低すぎるのだ。

「バカを見下して笑い者にする」とのテーストのネタであればそれでもいいが、そうではなく、芸達者を気取っている風だから、寒々しさがハンパでない。