あかん。頭の空きスペースがBABY METALに浸食されている。
ももクロを最初に知ったときも「元気な子たちで好感が持てるねえ」といくつかの動画を漁ったりはしたけど、ここまでハマることはなかった。
中毒性があるなあ。
しかも、このところのピーター・バラカンの「まがい物」発言により2ちゃんでも論争が盛んになっていて、私としてはちょうど興味を持ち始めたタイミングにそんなことが起こっているもんだから、まだしばらくは興味が尽きそうにない。
まあ私ごときがいまさら何か書いたところで、かねてからのファンから見れば周回遅れもいいところなんだろうけど、現状では他に書きたいこともないのでね。
メタルのフォーマットは踏まえているけれど、これまでの様式美をぶっ壊したという意味では彼女ら(というかベビメタのプロジェクト)の存在ってパンクだよなあ。
きっとそれだから、メタルにさほど興味のない私にもおもしろく感じられるのだろう。
ところで、彼女らの出演したフェスの記事なんかを見ると、ジューダスプリーストだのアイアンメイデンだの、四半世紀前にすでに大御所だったバンドがいまだトップを張っているんだねえ。
演者もファンも高齢化したヘビメタ村の中に10代の子が突然現れたら、そりゃあ孫ができたような気になって嬉しいだろう。
冷やかしでなく真剣に取り組んでいるとなればなおさらだ。
彼女らの奇抜なスタイルが受け入れられたのには、きっとそういう理由もあったのだろうと想像できる。
AKBで冴えなかった子が演歌の世界でもてはやされてる(んだよねえ?)のと同じようなところがあるのかな。よく知らんけど。
ベビメタアンチによる物言いで「ベビメタファン=ロリコン」というのをよく見かけるが、どうなのかなあ。
私がロリコンかと問われれば、どうなんだろうとややあいまいな答えになってしまうのだが、少なくとも今のところベビメタに性的なものは一切感じていない。
ただただおもしろい存在を興味深く眺めているというだけのつもりでいる。
重音部のころの動画なんかを見ると「ホントこどもだったんだねえ」とつい笑ってしまうのだが、それをロリコンだといわれてしまうと、じゃあそうなのかもねとしか答えようがない。
「違う」と言い張ってしまうと、それもまた何か変な感じになるものなあ。