山尾志桜里が政治資金問題について今夕会見するというから、どんなお笑いをかましてくれるのかさっきから待ってるんだけど、全然始まる様子がないなあ。
そろそろ始まるのか?
その前に、とりあえず別の気になった話題について。
TBS 「視聴者の会」声明は「民主主義への挑戦」 スポンサーへの圧力、看過できない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160406-00000064-dal-ent
TBSは6日、「放送法遵守を求める視聴者の会」がTBSの昨年の安保報道に対して疑義を呈したその声明内容を否定、同会が番組スポンサーへの働きかけを示唆したことを「看過できない行為」とする文書を発表した。
「視聴者の会」は4月1日に会見を開き、昨年9月13日~20日にTBSが安保法制を扱った全番組を調査した結果として、政治的公平や多角的な論点の提示を義務付けた放送法4条違反に当たると主張、TBSに責任の明確化や再発防止などを求めた。
さらには、番組スポンサーに対して調査報告を送るなどの対応も検討することを予告した。
これに対してTBSはこの日、「弊社は、少数派を含めた多様な意見を紹介し、権力に行き過ぎがないかをチェックするという報道機関の使命を認識し、自律的に公平・公正な番組作りを行っております。放送法に違反しているとはまったく考えておりません」と反論した。
そして、視聴者の会が番組スポンサーへの圧力を示唆していることについて「表現の自由、ひいては民主主義に対する重大な挑戦であり、看過できない行為であると言わざるを得ません」と、強く反発した。
「視聴者の会」は4月1日に会見を開き、昨年9月13日~20日にTBSが安保法制を扱った全番組を調査した結果として、政治的公平や多角的な論点の提示を義務付けた放送法4条違反に当たると主張、TBSに責任の明確化や再発防止などを求めた。
さらには、番組スポンサーに対して調査報告を送るなどの対応も検討することを予告した。
これに対してTBSはこの日、「弊社は、少数派を含めた多様な意見を紹介し、権力に行き過ぎがないかをチェックするという報道機関の使命を認識し、自律的に公平・公正な番組作りを行っております。放送法に違反しているとはまったく考えておりません」と反論した。
そして、視聴者の会が番組スポンサーへの圧力を示唆していることについて「表現の自由、ひいては民主主義に対する重大な挑戦であり、看過できない行為であると言わざるを得ません」と、強く反発した。
この記事中のTBSの見解。
「弊社は、少数派を含めた多様な意見を紹介し、権力に行き過ぎがないかをチェックするという報道機関の使命を認識し、自律的に公平・公正な番組作りを行っております。放送法に違反しているとはまったく考えておりません」
これはまあ、会社としての考え方ということで、「そういう考え方もあるんだろう」とは思う。
ただし本当に公正・公平かどうかを判断するのはあくまでも視聴者である。
当事者がどう考えているかというのはまったくもって重要な問題ではない。
ただし本当に公正・公平かどうかを判断するのはあくまでも視聴者である。
当事者がどう考えているかというのはまったくもって重要な問題ではない。
で、これ以上に気になるのが次の文言。
視聴者の会が番組スポンサーへの圧力を示唆していることについて「表現の自由、ひいては民主主義に対する重大な挑戦であり、看過できない行為であると言わざるを得ません」と、強く反発した。
スポンサーと報道の自由に関係ある?
「スポンサーがあるから経営が成り立つ」というのはあくまでも会社運営の問題であって、表現の自由とは関係なくないか?
本当に表現の自由が第一と考え、それを堅持していくというのなら、スポンサーなどあてにせず、独立独歩でやっていけばいい。
「スポンサーがあるから経営が成り立つ」というのはあくまでも会社運営の問題であって、表現の自由とは関係なくないか?
本当に表現の自由が第一と考え、それを堅持していくというのなら、スポンサーなどあてにせず、独立独歩でやっていけばいい。
むしろスポンサーなどないほうが、どこにもおもねることのない自由な放送ができるのではないか。
そうしてその主張に価値があると皆が判断すれば、それを支援しようという企業も集まるだろうし、視聴者は視聴料を払ってでも見たいとなる。
書籍などにおいてはそれが常態であるのに、なぜテレビ局だけ別物であるかのような発言をするのだろう?
書籍などにおいてはそれが常態であるのに、なぜテレビ局だけ別物であるかのような発言をするのだろう?
既得権益を守ろうとするだけの経済的理屈に基づいた発言であり、表現の自由などという哲学的命題とは彼岸の話ではないか?
民主主義にも反してないよなあ。
別に圧力といっても武力暴力をふるっているわけではない。
『放送法遵守を求める視聴者の会』はあくまでもひとつの意見を述べているだけで、それぞれ意見があることを認め、それを皆それぞれに判断するというのは、それこそTBSの言うところの公平・公正な在り方だろう。
たとえスポンサーにあからさまな圧力がかかったとしても、それと表現の自由とは別問題。
このTBSの声明は結局「カネ儲けを邪魔するな」と言っているようにしか読めないのである。