『めちゃめちゃイケてる』に関しては世代的なものなのか、まったく思い入れがない。
7つ離れた嫁は学生時代に人気絶頂だったことからすごく好きだったようで、「最近はつまらない」と愚痴りながらもなんだかんだと視ているようだ。
「つまらないなら見なきゃいい」なんて無粋なことは言わない。
思い入れがあるなら貫けばいいし、それを他人がごちゃごちゃ言ってはいけない。
きょうも夕飯時、リビングではめちゃイケが流れていて、まあ私も視た。
三中という子はもちろん名前や顔は見知っていたが、流れ的なものは知らないので「レギュラーから外れるかどうかの総選挙」なんて言われても「どっちでもいい」としか思わないのだが、結果的にレギュラーを外れるとなったときの他のメンバーの狼狽ぶりにすごく違和感を覚えた。
見たところ「レギュラー入り賛成」の票が上回って大団円というのを想定していたってことなんだろうけど、なんていうのかなあ。
視聴者や自分たちのポジションに対する甘え?
好かれていて当然みたいな感じが気色悪かった。
票数の操作など演出もあったのかもしれないが、そうであったとしても、その演出によって出そうとした雰囲気がもはや的外れっていうのかなあ。
世間はもっと世知辛いし、結果的にはまっとうな意見が大勢を占める。
才気の感じられないボンクラ=三中が芸人としてレギュラーを掴むなんて受け入れられないと視聴者が考えるのは至極ふつうのことでハプニングでもなんでもない。
良い人感満々だった相方の子のレギュラー入り選挙だったらむしろ合格だったんじゃないかなあ。
あと気付いちゃったんだけど、なんで総選挙なんてやったかっていうと、「視聴者からこれだけ票が集まりました」「まだまだ影響力がありますよ」ということをスポンサーなり局幹部なりに対してアピールしたかったんだろう。
視聴率は伸びないけど、実数でこれだけ稼ぎますよ、と。
それもどこまで効果があったかは微妙だったんじゃないかなあ。
私がスポンサーだったら、やっぱりこんなお手盛りのことをやってる連中にカネ出したくないもの。