きのうきょうの私にとっての一番のニュースは山本昌の引退。
 いちファンの立場で勝手なことをいえば、「非常に残念」というのが正直なところ。
 山本昌ぐらいの立場であれば、もう自分勝手のわがまま放題をやったところでそれもまた一種の芸のうちで、現役続行としたところで誰も文句は言わないどころか、どんな形であれ現役姿を見られれば嬉しいってぐらいなんだけどねえ。
 球団だって、むしろ来シーズンに引退ロードとやればここ数年の年俸のお釣りが出るほどに稼げるわけだし。
 でも常識人なんだなあ。
 まあ、そこも含めて昌の美点なわけだから、ファンの側も未練を持たず、すっきりとその花道を祝うべきなのだろう。
 そんな大ベテランの去就と比較するのも何なのだが、昌とは真逆。
 己のほどを知らない若者のふるまいに呆れさせられたのがこれ。
自由と民主主義 読み学ぶ シールズが「選書プロジェクト」
 選んだ本がどうこうというのではなく、まだ何も成し遂げていない人間が、なぜにこんな大上段からふるまえるのか。
 意味が分からない。
 恥の概念がないのだろうか。
 彼らはただ社会への不満を吐き出す形のデモをやっただけ。
 そのデモの成果も上がっていない。
 安保法制は通過し、社会は何も変わっていない。
 そもそも彼らは学びの途上の学生でしかないのだ。
 それが選書?
 繰り返す。
 意味が分からない。
 恥の概念がないのだろうか。