四日市記念については、近藤の動きが中途半端になった以外はほぼ予想の通りで、不満があるとすれば配当の低さぐらいか。
 みんなもっとレジェンド村上を買えよな(苦笑)。

 日曜だったのに競輪と仕事で何も目新しいことはなかったなあ。

 ニュースだと玉音放送の原盤公開というのが多めに報じられていたのが目についたぐらいか。

 終戦の聖断については少々疑問に思っていたことがある。
 「本土決戦となると数百万の国民の被害が出る」ためにポツダム宣言受諾を決意したという、陛下の聖断については、あの時点で正しかったのだと思う。

 だけど本土決戦を主張した軍部は果たして悪なのか?

 本土決戦では国民の被害が拡大するというが、それをやるのはアメリカ軍だ。
 国際法に反して平民まで攻撃対象にするから被害が拡大するわけで、つまり悪いのは日本軍ではなく、アメリカ軍ではないか。

 これは原爆投下についての言い訳に関しても思う。
 「戦争終結のために原爆投下は必要だった」「これがなければ本土決戦でさらに何百万もの被害が出ただろう」と、これをアメリカ側がどの口で言うのか。
 原爆投下による日本国民の死傷者との対比で何百万と言っているのだから、これはつまりアメリカ軍による「抵抗するなら軍人以外も無差別殺戮するぞ」という宣言ではないか。


 そういうアメリカ軍の本性を知っていたから本土決戦を回避したという聖断は正しかったのだろう。
 そんな状況にまで追い込まれるような方策しか取れなかった政府や軍部も責任は免れ得ない。
 でも繰り返すが、そのときの絶対悪はアメリカ軍ではないか。