筧千佐子とたかじん嫁。
個人的な感想ではあるが、ニュースなどを見たときに、資産家殺しの筧のほうには好感……ていうんじゃないんだけど、嫌味を感じないというか、どこか「よくやるよ」と感心したりもするのだが、たかじん嫁についてはどうしても受け入れられない。
どっちも遺産のパクリ(言い切っちゃった)という点では同質で、何人も殺した可能性大の筧のほうが法的には比べものにならないほどの「悪」であるにもかかわらずだ。
なんでだろう、と考えてみるに、筧のほうは計算が無いんだな。
もちろん筧なりには計算があっての行動なんだろうけど、でも、もう「とにかくカネだ!」と狩りをしているような感じ?
それを見たときに「こんなに露骨に金目的でも男は気付かんのかねえ」というような男としての自分を振り返るところもあるし、老後に弱っている男と比べてなんて女はたくましいんだ、自分もそれだけ精力的に生きたいものだ、なんてことで筧を見上げてしまうところがあるんだなあ。
一方、たかじん嫁は病気の金持ちにじっと寄り添って死ぬのを待つという陰湿さ? そこがまず気持ち悪い。
さらにそれを美談に仕立てて発表してしまう感覚に反発を覚えるんだろう。
しかもその美談はどうやらウソまみれのようだし。
だけど現実には、筧は重罰に処せられるだろうし、たかじん嫁は大金を手にしてのうのうと現世を謳歌するんだろう。
なんか不条理だねえ。
追記
まあでも筧は刑に服することになって安心してるんじゃないかなあ。
これで借金に追われずに済むって。
借金てのはそれぐらい恐ろしいもんですよ。
これで借金に追われずに済むって。
借金てのはそれぐらい恐ろしいもんですよ。