昨日コメントいただいたmik*ow*n*さん。
賛同というのは? とブログを拝見したところ、宝塚市へのメールということなんでしょうかね。
宝塚市の決議というのはなんとなくは見聞きしていたのだけれども、詳細までは把握していなかったので、まずはそこのところを勉強した上で対応させていただきます。
ただ、慰安婦問題で難しいのは「強制性の無いただの売春婦だ」というのが、理屈の上では正しくても、いわゆる善男善女(と当人が思い込んでいる人たち)には、なかなか通じないという点なんですね。
そういう人は自ら売春という職業を選ぶ人間がいるということ自体からして信じられない。きっと騙されたか借金などのどうしようもない理由があったに違いないと考える。
そして今の基準でしか物事を測れない人は、「売春」という言葉自体が悪行であり忌むべきものだと思っているから、相手が誰であれ「売春婦」呼ばわりするような人間は品性下劣な極悪人だというようにに見がちで、そういう人の意見など端から聞こうとしないわけですよ。
しかも朝鮮人慰安婦が全員、自ら進んで慰安婦という職を選んだのかといえば、きっとそうじゃない。
やっぱり誰かしらに騙されたりして「望まざる形で慰安婦となった」というのも結構な数、いるものだと推測されるわけで、そのとき騙した相手が肉親であれ朝鮮人の女衒であれ、当人にとっては苦痛だったことには違いなく、その客となったのは日本軍の軍人だったと。
そうなると、表層的にしかこの件を見ようとしない「善男善女」の皆さんは「やっぱり日本軍が悪い」となってしまい、その考えを解きほぐすのは非情に困難を極める作業になるでしょう。
それじゃあ今のままでいいのかといえば、もちろん、そんなわけはない。
我々のような市井の者は、やっぱり「慰安婦は職業売春婦」と言い続けていくしかないでしょう。
その声が大きく無視できないものとなったときに、ようやく少しだけ、朝日新聞と韓国の大宣伝で広まった慰安婦像を「見直してみる必要があるのではないか」という、この件に関する第三者的立場の知識層による動きが生じることになるんでしょう。
なんかあいまいな書き口ですが、つまり、こうしたブログなどでの批判の声を大きくしていくことが、遠回りなようでいて、一番現実的なのかなあというのが私の考えではあります。
なんだかんだでメディア上でも、いわゆる「ネトウヨ」におもねったような姿勢も見え始めているわけで、これは皆が批判の声を挙げつづけた効果だと思います。
しかしこれが現実の抗議となると、こちらの論調が強ければ強いほど、また筋が通っていれば通っているほど、相手の反発は強くなる。
「売春」という現在基準での悪徳が問題点となるだけに、余計に感情的な反応を招くことにもなるでしょう。
「売春」という現在基準での悪徳が問題点となるだけに、余計に感情的な反応を招くことにもなるでしょう。
あともう一人、 NJGUGYUFUFU さんからも明け方にコメントを戴いていますが、これについてはなんだろう。
「よほど痛かったのかなあ」としか。
「よほど痛かったのかなあ」としか。
ちなみに私は朝日新聞の宅配購読者です。
夫婦揃って親の代から朝日新聞読者だったので、なんだかんだで紙面構成(レイアウトとか書体とかのことです)に慣れているというのが大きいんですね。
夫婦揃って親の代から朝日新聞読者だったので、なんだかんだで紙面構成(レイアウトとか書体とかのことです)に慣れているというのが大きいんですね。
さらに、事ここに至っては今後どうなるのかというその成り行きも気になるし、また自分と同傾向の論を改めて読みたいとも思わないので、「今度はいったいどんなことを書き散らすのか」という興味からも、しばらく購読は続けることになりそうです。