ウイグルの暴動を警戒警備している中国人警官の映像をニュースで見て、「中国って警官も中国人なんだなあ」と。
 
 あたりまえの話なんだけども、でもやっぱり警官が中国人ってキツイよなあ。
 まったく信用できないんだもの。
 
 韓国なら、人間性は信用できなくとも、それでも一定の基準というか決まった方向性があるわけで何かしら対応のしようもあるけれど、今の中国なんて方向性=共産党幹部の意向なのだから都合の次第で罪の基準すらどんどん変わってしまう。それ警察官個人の損得勘定まで絡んでくるんだからどうしようもない。
 
 そんな中国人に監視されるウイグル族がかわいそうでならない。
 
 
 今年はラマダンも禁止されているとか。
 イスラムの戒律を知悉しているわけでもないが、イスラム教徒にとって重要なことなんだろ?
 それを禁止することで、地域の規律が守られると考えるのか。
 それとも暴動を起こさせて弾圧強化へ持っていこうということなのか。
 どちらかは分からないけれども、人間性の欠片も感じられないというのは確かだ。

 
 「郷に入れば郷に従え」という言葉もあるように、私は特定宗教の戒律を規制するという統治法自体は必ずしも悪だとは思っていない。
 たとえば日本の神社に来た人間はそのやり方に従うべきだろう。
 けれども、ウイグルは、中国が勝手に乗り込んできて占領しているだけだからなあ。
 本当に酷いものだ。
 
 この世の地獄とはこういうことなのだろう。