正月も三が日を過ぎようというのに、まだ中韓では靖国参拝批判が収まらないようで、「まだそんなこと言ってるのか」とゲンナリさせられる。
多くの日本人も同様の感覚ではなかろうか。
「靖国問題はそもそも朝日新聞が火をつけた」なんてことは散々言われているが、その朝日新聞は、こうした批判は結局「次の戦争を引き起こすきっかけになりかねない」ということを理解しているのか。
国の歴史や先人に対し、尊崇の念をはらうことを批判するというのは、つまり日本国自体を批判するのと等しい。
そうした批判が続くようなら国としての名誉回復のために「もう一度戦争して勝つしかない」ということにもなるではないか。
中国あたりは「日本に戦勝して配下に収めたい」という考えも一部あるのだろうが、朝日新聞もそれと同じ考えだというのか。
「無条件降伏」を申し入れ、戦勝国からの処断として東京裁判を受け入れたことで国家としての罪は償われている。
それでも頭を下げ続けよというのは到底納得が行かない。
先人たちの苦労により戦後、各国との条約締結などにより、今の日本がある。
それを覆すように過去の話をほじくり返し、謝罪を要求するような無法の輩に対し、決然と反発してみせることは、今を生きる我々からの先人に対する恩返しでもある。