さきほど「ニュース23」を見るとはなしに流していたら、まったく未知の言語を聞いているような、とても理解しがたい話が聞こえてきて、思わず「えっ?」と声を出してしまった。
ボイジャーが太陽系を離れたという話について高崎なんとか大学の哲学者、國分なんとかさんが話していたのだが、
「ボイジャーが打ち上げられたころは、科学技術をギリギリ信じられた時代」
「科学万能が今の時代は揺らいでいる」
「プルトニウム電池が時代にそぐわない」
まあこんなことを言っていたのだけど、正気か?
狂ってる。完全に狂ってる。
続いて汚染水のニュースが流れたわけだが、じゃあ國分さん、「科学万能ではない」「信頼できない」というのなら、科学以外の何によってこれを解決しようと言うんですか?
哲学? 気の持ちようでなんとかってのも、まあ一つの意見かも知らないけれど、いやでもおかしいよ。
むしろ、今の時代、科学にしか寄る辺が無いと思っている私からすると、気違いのたわ言にしか受け止められない。こんな放送していいのかと、恐怖すら覚えた。
プルトニウムが時勢にそぐわない? はあ?
何十年も前の技術にもかかわらず、太陽系の外から電波を飛ばせる原子力なんですよ?
これを発展させてさらなる技術的飛躍をってのがあたりまえ過ぎる考え方だと思うんだけど、ホント、おかしいよ。
何度も繰り返すが、ホント、気が狂ってる。哲学者なんてのはそんなものなのかい?