語感からして格好悪くて好きで無いため、あまり書きたくないのだけれど「レイシストをしばき隊」について。
 
 オフィシャルサイトでも「レイシストをしばき隊」となっているのでこれが正式名称なんだろうけど、有田芳生センセなどが「レイシストしばき隊」と書いているのを見たりもする。
「レイシスト“を”しばき隊」と「レイシストしばき隊」ではけっこうニュアンスが変わってくると思うのだが、そのあたり、当人たちはあまり気にしていないのだろうか?
 
「を」が入るときには『レイシスト・を・しばき隊』と分割され、「しばき隊」がひとつながりとなる。この場合には「隊」と「~したい」がダブルミーニングになり、「しばきたい」という願望の色合いが濃くなる。
 
一方、「を」が入らないと、『レイシストしばき・隊』となり、「レイシストしばき」という行為を実行する「隊」ということで、より暴力的に感じられる。
 
日本に住んで何年になるのか知らないけれど、このあたりの日本語のニュアンスの違いを理解しない人たちとはやっぱり仲良くできないなあ。
 
「を」が入るか入らないかなどは小さなことに思うかもしれないけれども、やっぱり名前は大切なのである。
 
しばき隊を応援している(もしかしたら、もっと深くコミットしているのかも)有田センセだが、その御名前を「ヨシフ」と読むということは、半年ほど前に初めて知った。
ヨシフなんてスターリ由来の名前を父親から付けられたことについて当人はどう思っているのだろう。私などからすると、最近よく言われる「キラキラネーム」なんかよりも余程恥ずかしく感じてしまうのだが……。
それに、ヨシフなんて名前で政治活動するなら共産党一択だと思うのだけど、なんで民主党なんだろう。有田センセ当人ではなく命名したお父様の責任ではあるのだが、傍目にはやっぱりダセェなあと。
 
ダサイといえば、しばき隊のメンバー(名前は知らん)。
維新政党・新風から参院選に立候補した鈴木信行氏の選挙ポスターを破ったとの嫌疑がかかると、それまでツイッター等でさんざん「ポスター破き」を喧伝していたくせに「自宅にあったポスターを破っただけで、違反行為はしていない」などと言い出したそうで。
信念を持った行動であれば、いくら選挙違反で逮捕される事態になろうとも己を貫き通すべきだし、まともな日本人ならばそうするはずだが、彼らはそうではないらしい。
 
わざわざ韓国まで行って慰安婦(売春婦)像に「竹島は日本の領土」と記した杭を括り付け、韓国の裁判所から呼び出しを食らっても平然としている鈴木氏。
方や、選挙ポスターを破くという明確な選挙違反行為について、当初は自分たちがやったようなことを言っておきながら、いざ嫌疑がかかると逃げ回るしばき隊。
比較してどちらに好感を持つ人が多いだろうか。
 
最後に鈴木氏に関するちょっとした豆知識。
日韓断交とまで言いながら、プロ野球では千葉ロッテマリーンズのファンなのだとか。
なんでも、かつて存在した下町球団・大毎オリオンズからのファンだそうで、子どもの頃から好きなものは、いくら韓国系企業が親会社となっても嫌いになれないんだそうな。