今、僕がここにいる理由(長いので読まなくてもいいです) | 中野区非公認ヒーローサンガイア!!
今回、こんなタイトルな理由 ええ、まあアレです、先日観劇してきた 「水中ランナー旗揚げ公演 笑う花」より あれ、今なんでここにいるんだろ?と考えたから。 ちょっと思い返しながら&個人情報もあるので実際と違う点がいくつかあります。 上京する前(3年前)までの話 当時27歳の僕はある病院の介護職として働いてた 元から自分の適職を探して一般中小企業から 介護に移った自分(自分探し?) 以前の記事の通り、 「いくら自分にやりたい仕事がないからって 漫画家とかああいう夢を追う仕事ってないわーw」って考えていたので、 あくまでどこかに就職して安定した給料を貰って・・・って路線で生きようとしてました。 それなりに介護の業務にも慣れた頃 慣れたといっても初めての夜勤業務に体を酷使する仕事で 「楽しいけど続くかなあ」なんて思いながら頑張ってたある日、 その勤め先の病院に30代になるかならないかの同年代の人が入ってきました。 説明するのが遅れましたが、その職場は難病指定の人が多く入居する デイとリハビリテーションの機能とを合わせたところで、 まずその病気が完治する見込みは・・・あまりないです。 そこに入ったときは日々弱っていく姿のを見るだけで辛かった覚えがあります。 次第に、できるだけ楽しく楽に最後を迎えられる手伝いができたらいいのか、と 考えてそれなりに業務をこなしていました(悲しいがどのみち介護には治すすべはない)。 で、その同年代の人です。 病名は伏せますが、来た時には既に寝たきりで手足も含めて自分で動かすことはできなかった。 その人はよく旅行とかされていたらしくてその家族様が以前の元気に旅行に行く話を 聞いたり、その写真を枕元に持ってきたりなどでそういった病気が自分にとって 遠くない存在であることに気づいた。 同じ病気の人はたくさんいたけれど、若年性のものもあるとは聞いていたけれど 目の前にそういう実例が現れるまで考えもしなかった可能性だった。 そのご家族様から「この子にもやりたいことがたくさんあったのに」という言葉を聞いて 今までと、これからの生き方を考えることになった それから数ヶ月経って、やっぱりまた同じような生活を送っていた 自分のやることは生活の手伝いだけで治しもできないし、と自分が誇れると思うことが 仕事の中には感じられなかった。もちろん必要とされることもただうれしかったが、 意思を表現することすらできない方ばかりだったためそれもあまりなかった。 報酬がほしいわけじゃない、行動に対して何らかの感情が帰ってこないことがとても辛いことだった。 「この仕事もやめようかな」と勤めて1年半になった頃、考えるようになった。 そんなある日、その日はそこの患者さんがみんな妙に饒舌だった。 筆談であったりもするんだけど意思を伝えてくることてあまりないので妙な日だった。 病室で冒頭の患者以外の患者の方からある言葉を聞く 「生きているから大丈夫」と、 この人に時折話しかけたら脈絡なく出てくる言葉で まあ口癖だったんだと思う、その言葉がその日は妙に引っかかって。 そしてまたほかの方からは「もっと自分のやりたいことをしっかりと見て生きれば良かった」 とか「そんなしっかりと動く体があるのに辛気臭い顔をして」とか、 今の自分のやりたいことを自分で分からなくしている自分を責めているように聞こえた。 で、「昔やりたかったこと」をふと仕事しながら考えた あ、昔特殊撮影とかセットで異世界の世界を冒険する映画とかの仕事したかったな ってのが最初に浮かんだ。 そして、 どこの施設でもそうなんだけど、アクティビティというお遊戯の時間というのがある。 それは新人とか手の空いてる人がやるもので自分がすることも多く、 準備運動とか簡単な風船遊びとかなんだけど、そういったことを手伝ううちに 参加した患者さんたちは表現できないだけですごく楽しい楽しくないという ことを読み取れるようになっているのに気づく。 そして僕に対しては態度が軟化する方も表れてきて 体を張って楽しくする手伝いをするのも悪くないと考えるようになっていた。 その時が、 「辞めようか」と考えだした頃から半年2年経った頃(9月入職)。 その数日後、ふと頭に浮かんだのが 「よし、上京しよう」と言う言葉。 先日までの考えが一気に頭に固まってその言葉が浮かぶ。 なぜその時その結論に達したか自分でもいまだわからないが、 そしてなにか体動かして楽しませてなにかの手伝いができるんだとしたら タレントか役者だな・・・・・と。 その足で上司に伝えました 「僕、来年の春状況するのでやめます」と。 残念がりながらも送別会も開いてくださって次の年の3月、 単身寝袋つんだバイクで東京に向かいました。 あれから3年で今は中野でご当地ヒーロー目指している。 ほんと何やってるんだか(*´∀`*)           (*´・ω・)(・ω・`*)ネー 上京前よりもその前の会社の頃よりも、その前の学生時代の時よりも幸せなのは確か 背中を押してくれる人がいた、というお話でした(え?そんな話だった?!)