私としては火傷の程度が、水膨れとか、赤くなってる度合いとか、なかなかの重症だと思うんだけど、本人はかなりシラッとしていて、治療ですらよくやってる方だって思うぐらいあまり感じていないように見受けられます。なので、見かねた私がブログを書く!と相成りました。
まず患部ですが、写真載せるわけにはいかないので、イラストで描いてみたいと思います。
ちなみにⅡ度の火傷だったそうです。
Ⅱ度でも浅いタイプと深いタイプがあるそうで犬さんの場合は深いタイプ。赤く腫れ、水ぶくれなどが起きますが、痛みは軽度で、水ぶくれの下の皮膚が白くなっているの。

こんな感じです。
全長12cm×横4cmぐらいの大きさで、これ聞くと「え!?でかくない!?」ってなると思うんですけど、
本人はどこ吹く風(。・ε・。)妹としては毎日がヒヤヒヤでしたよ。
さて、火傷をした翌日に大学病院の形成外科へかかった犬さん。そこで出された薬がこちらです。

フィブラストスプレー
創傷治癒を促進する効果があり、損傷した組織が、元通りに再生されることも不可能ではないらしい夢の薬です。すごい…!けど高いです。この小ささで保険3割で3,600円します。。。

バラマイシン
抗生物質が含まれている外用剤で、ニキビなどの治療の他、けがや火傷などの細菌感染の予防、感染がおこった場合の治療にも用います。

トレックスC
保湿目的である、通気性の優れた合成繊維にシリコーン液をコーティングしたガーゼです。
これに上に書いたバラマイシンを塗布して患部に貼ります。ドレッシング療法の目的ですね。こちらは病院で出されたのではなく、自分で買ったそうです。
中身の写真↓見にくいけど

これの上にガーゼを置き、包帯でぐるぐる巻きにして、ネットをかぶせて完成です。

(写真は火傷直後のもの)
5日おきぐらいに病院へ通い、3回目の診察の時に、上皮がペローンと剥がれていたのですが、それを取らずに貼り付けてバラマイシンを塗って終了。どんな意味があるんだろうと思ったら、後々にこれが重要な処置でした。
+
最後の診察になり、くっつきかけていた上皮を先生が全部取ってしまいます。重要な処置というのがこれで、いらない上皮をドレッシング剤(湿潤療法)の役目にして、その下に新しい皮を再生させるという治療法だったのです。これには驚き!
ここで病院へ行くのは終了となりました。後は自宅でこれまた新しい薬

ビーソフテン
皮膚の保湿作用があり、皮膚の乾燥性症状を軽くしてくれるそうです。また、使用部位の血行を促進し、血行障害に基づく痛みや腫れも軽くしてくれるとか。
かなり大きい痕なので、残ってしまうかとは思いますが、傷が完全に良くなったら、ケシミンクリームとか塗ってみようかなぁと思っています。多分、本人は気にしないと思うけど。。。
あ、あと日光には当たってはいけないそうです。メラニン色素が活発になっちゃうそうです。
火傷治療の少しでも参考になったら嬉しいです。
私の低温火傷の記事も参考までに