今日はメンタル科でした。
実は、メンタル科の記事を書いた後に、若い先生に変更になって診てもらったんですが、いまいちだったんです。なんというか、聞き方によると“尋問!?”という感じで。
手続きが面倒なんだけど、状況によっては先生も変更出来るという裏技を、勤めている看護師の友人に聞いていたので、変更する予定でした。
だけど、犬さんが
「もう少し、あと1回でいいから先生とお話してごらん。それで嫌だったら、変更の手続きしよう。あの先生、少しぶっきらぼうなだけで、悪い人じゃないと思うんだ」
と言われて、確かにと。
どうしても私の性格上、「嫌だ」と思ったらもうダメに感じてしまうところがあります。子供っぽいけど、嫌悪感抱いちゃうとダメなんだもの。仕方ないよね。
でも、犬さんに「悪い所じゃなくて良い所を探すように癖付けてごらん」と何かある度に言われていたので、努力はしています。
そんなわけで、今回先生は変えずに受診をしました。
相変わらずのぶっきらぼうで、口調も丁寧ってわけじゃなくて、なんか人の話聞いてるのかわかんないような感じで。。。
けど、一緒にいてくれた犬さんが“レッグレスト(むずむず足症候群)”について報告をしたら、先生の口調がちょっと明るかったんです。
そこで気がついて。そうか、自分が暗くて、ぶっきらぼうで、丁寧なふりの慇懃無礼だったのかもって。先生に鏡の法則で返しちゃってたのかもと。なので、声のトーンを少し上げて、先生に歩み寄ってみました。
すると先生、さっきとは違って見えたんです。
そこからはお薬の話とか、気になっている事などがお話出来ました。
そして先生が最後に一言
「一ヶ月よく頑張ったね」と。
よくメンタルの患者さんに「頑張ってる」とか励ましの言葉はダメだと言います。だけど、私は「頑張ってね」とか「頑張れ」とかが好きなんです。普段はひねくれてるのに、それだけは素直に受け取っちゃう。だって頑張ってるんだもん。
先生の「よく頑張ったね」を聞いたら涙が止まらなくなっちゃって。本当は「先生、私頑張ったんだよ」なんて承認欲求が強くて、子供っぽく返したかったけど、そこは言わずに「ありがとうございました」だけにしておきました。
人間同士だから色々あると思う。ましてや他人だから、言葉が通じないなんていうのは当たり前なんじゃないのかなって。だから他人以上、知人未満の先生となれるようにもう少し付き合ってみようと思います。