ビタミン過剰症 | 犬神まの のイラスト保管庫(ただいま)

犬神まの のイラスト保管庫(ただいま)

オリジナルイラスト屋SPACE AGE SODA・犬神まののブログ。
イラストのアップがメインです。
※イラストの無断転載・無断使用は禁止です。

まず始めに、これは企業様の妨害をしているわけでもありませんし、特定の方を批判しているわけではありません。それを留意の上で読んで頂ければと思います(自分の勉強の為でもあります)

この日記は、ずいぶん前に途中まで書いたのですが、体調不良と自分の頭の悪さξにより闇に葬られていたものです…あきさんのように頭の良いブログを書きたいです…。うぐぅ…。

一応、気を取り直して(`・ω・´)
通いのリウマチの病院の看護師長に『ビタミン過剰症』について聞いてきました。と言ってもとても忙しい時だったので数分だったのですが、わかりやすく要点をまとめて話してくれて、すごく為になりました。

ビタミン過剰症についてはWikipediaにてサラッと掲載されていますが、もう少し深く聞いた所によると、結局企業が”良い”という触れ込みで出しているサプリメントの類は、普段の食事から摂れるビタミンと違って体に蓄積をしていくそうです。理由は後述します。

私もリウマチと線維筋痛症と診断名がきちんとつくまでは、とにかく痛みをどうにかしたくて、市販の鎮痛剤の他に色々なサプリメント等を試しました。グルコサミンやらコンドロイチンやら。
これは初めて書きますが、商品名を聞いただけで「ぐええ」と思われるかもしれないけど、リウマチに効く(らしい)黒アリのサプリとか…。

でも、結局はこうやって毎週病院に通っている上に、膝には月一でステロイドとヒアルロン酸を入れても痛いわけで、更に翌週はステロイド無しのヒアルロンサンの関腔注射をしても痛みと炎症は続くわけだから、私には効かなかったという事になります。

じゃあ、何がいけないのかと言うと、結局人工的に作られたビタミンというのはあくまで、合成ビタミンだという事。合成ビタミンは人間の体に分子分解されずに、体(細胞)にピッタリと合わずに吸収が出来ないそうです。これを『鍵と鍵穴の原理』というのだとか。

医薬品と食品のビタミンの違いについては大塚製薬のQ&Aページを参照下さい。

先に私が上げたサプリメントなんかは合成ビタミンの類になるので、体にどんどん蓄積されてしまいます。自然であったり、きちんと医薬品として出されているビタミンでは体から排出されていくけれど、どういう過程で作られたかわからないビタミンは体にたまっていくと、今度は疲労や吐き気や頭痛を引き起こしたりするそうです。

看護師長が昔経験した話で、土用のウナギがすごくすごく流行った時期があり「それ食べろ、やれ食べろ」と話題になった結果『ビタミンA過剰症』の患者さんが増えた経験があるのだとか。
ただ、「ウナギは自然のものじゃん!」てなりますよね。私も思います。なのに何で過剰症が起きるんだよう!!と。

要するに何事も程ほどに!が大切だと言うこと。

でね、看護師長から聞いた話で納得しながらも怖いと思ったのが、マルチビタミンなどを摂り過ぎて、何らかの体調不良が出たとします。物を知らないDr.では「風邪でしょう」と診断され、風邪薬や抗生剤を処方されます。そして、またしても身体に不純物がたまっていくと。

少し懸命なDr.に当たったとします。
「では血液検査をしましょう」となります。が、合成ビタミンの分子まで調べられるはずがありません。一般的に調べた所で、白血球数や炎症数値やγ-GPなどでしょう。
そこで、結果が出ない場合、診断名に困ったDr.は自律神経の乱れや(ビタミンとは関係なく本当にその可能性がある場合もあります)「少し精神的な疲れが…」という逃げ口上で、心療内科などを勧められる…という流れになると。

それだけ診ようとするDr.も少ないし、見られるDr.も少ない。
そして、「全て数字(血液検査の数値)だけで診ようとするDr.があまりにも多い」という事でした。考えてみれば線維筋痛症だってそうです。私の場合リウマチがあるので、数値に少しだけ出てきましたが、殆どの人がそのゼロの数値に苦しんでいるんです。
そして、更にワラにもすがる思いで飲んだビタミンで更に体内を傷つけていく…。ううん…怖い…。

+

話は少し変わりますが、以前、蕁麻疹が酷くて皮膚科に通っていた時の事です(思えば免疫系等の崩れの始まりだったのかも…)皮膚科のDr.に「胃腸や肝臓は弱い方?」と聞かれました。そう、私は胃腸が凄く弱いんです。この時は肝臓については「わかりません」と答えましたが、後から知ったのですが家系的に肝臓も弱いんです。
すると「あー、胃腸が弱いと食べ物からもビタミンを体内へ摂取するのが難しい人っているんだよね」と。

どうやら、肝臓の機能が低下すると、腸管からのビタミンの産生や吸収が低下するらしいのです。これを吸収不良症候群というそうです。
そう言えば、肝臓の数値が一番悪かった少し前、舌炎が酷くて食事が辛かった事がありました。

じゃあ、自分は胃腸系が弱いから食物で摂れない分を、ビタミン剤などで沢山摂っても大丈夫だよね!と大手を振って言えないのが、先に上げたビタミン過剰症が怖いからなんです。

お酒も少しだけならば、百薬の長と言われますし、腹八分目なども昔から言われて来ている言葉です。昔の人は、何事も程ほどにというのを科学的なデータではなくともわかっていたのかもしれないですね。

上手くまとめられなくてすみませんです…
とりあえず私の体験と聞いた話からまとめたお話でした。

し、信じるか信じないかはアナタしだい!(←録画しておいたやりすぎコージーをみたのでw)