印象で自分の価値を魅せる化する
印象アップコンサルタント
伊藤典子です。
お盆休み初日の今日は、自宅で
このブログを書いています。
今晩は娘の友達が泊まりに来ており
先ほどから、キャーキャー言いながら
ホラー映画「IT」を観ています。
若いって、声が出るのですねー。
私の歳になると、「ウッ…」と
声を飲み込んでしまうのに。
さて、昨日はナゴヤドームに
家族で野球を観に行きました。
18時プレーボールでしたが
16時にはナゴヤドーム駅に
着いていまいた。
娘とナゴヤドームイオンで
ゆっくり買物をしてから球場へ
行く計画を立てていたからです。
試合開始まで主人とは別行動。
娘と私がバーゲンへ挑む前に
お手洗いに行った時のことです。
お手洗いの出入口から出てくる
ほどんどの人が、後ろを気にしながら
私達の横を通り過ぎて行きました。
「中に何かあるのかしら…」と
一抹の不安を感じながら入った
ところ、20歳前くらいの女の子
ふたりに、皆の視線が注がれて
いることがわかりました。
一人は、気分が悪いのでしょう、
うずくまって立ち上がることが
できません。もう一人は困った顔で
オロオロするばかり。
その二人の姿を横目でチラチラ
見ながら、多くの大人達が何の
アクションも起こさず立ち去って
行くのです！無関心な大人達に
腹が立ちました。
不安であろう女の子達に近づいた私は
「何か私にできることがありますか？」
と聞いたところ、すがるような目で
「どうすればいいですか？」と逆に
質問されてしまいました。
座り込んでいる女の子が
「横になりたい。」と言うので、
「救護室が有るはずだから
お店の人を呼んでくるね！
それまで頑張れ！」と言い
お店の人を呼びに行きました。
お店の人とバトンタッチして
立ち去ろうとすると私達に
オロオロしていた女の子が
「どうもありがとうございました」と
しっかりとした挨拶をしてくれました。
多分、熱中症だと思いますが
元気になったのかしら？
さぁ、皆さんは無関心な大人達を
どう思いますか？
きっと、何をすればいいのかが
わからなかったので、何のアクションも
とることができなかったと思いますが…。
名古屋って、電車でもバスでも
席を譲る光景を頻繁に目にするので
人情味がある所と思っていたのに…。
何だかとても残念です。
困っている人に対して
「どうしよう？」「何をすればいいの？」
と感じても、誰かがやってくれるだろうから
私がやらなくてもいいや。という考え
だったのでしょうか？
昔、日本にはお節介さんが
たくさんいました。
騒がしい他人の子供を、道徳を
教えながら叱ってくれる人、いましたよね。
困っている人がいると
「どうかしましたか？」と手を差し伸べて
くれる人、いましたよね。
しかし現在、お節介という言葉、
「相手のために」良かれとの
人情から出た行動が
「余計なお世話」として相手に受け
取られる場合に使われています。
日本には昔「江戸しぐさ」という
ものがありました。
文化や習慣の違う人々が全国から
集まる江戸で、他人同士が快適に
暮らすためのコミュニケーション術です。
皆さんは「傘かしげ」という江戸しぐさを
ご存知でしょうか？これは、雨のときの
しぐさです。傘を人のいない方へ傾けて
すれ違えば傘のしずくで相手をぬらすこと
がないという江戸しぐさの基本動作です。
ここで江戸の人々は、大変プライドが高かった
という小話をひとつ。
転んで起き上がらない人に手を貸そうか
どうしょうか、様子を見ていたら
「よしてくれ！俺様は下から世間を眺めている
んだい！」とやせ我慢をした言葉が返ってきた
そうです。
しかし、本当に自力で起き上がることが
できない人にはすぐに手を貸しました。
ケガや病気で本当に困っている人を見たら
なにをさておいても、手をさしのべました。
これを「さしのべしぐさ」と言います。
誰か、江戸しぐさを身に付けた
お節介さんはいませんかぁ～？
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