"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング


株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。



昨年来、
すっかり定着したオンライン。
セミナー、講座、研修がこぞって
オンライン化しましたね。



どこにいても繋がる利便性はあるものの、
2年近くが経つにつれ、
リモートワークに限界を感じている企業が
増えています。



リモートだけ、
リアルだけに偏るのではなく、
状況によって使い分けが必要ですね。



昨日は、
ご依頼いただきました研修の打ち合わせ。
3年前から継続して担当させていただく
国土交通省の研修です。


今春にも担当させて頂きましたが、
そのときは対面研修。
長引くコロナに官庁もオンラインに
舵を切ったようで、来月の研修はオンラインで
行います。



オンライン研修の打ち合わせを
リアルで行うという、
何ともfunnyな現象ですが、、、
打ち合わせはやはり対面に限りますね。



決め事を確認する打ち合わせだけなら
オンラインでも十分事足りるのですが、
対面で会話するリアルな時間を共有すると、
心理的な距離が縮まります。



何げない雑談から、
お互いを理解し、
信頼感が生まれるものです。



利便性を優先すると、
すべてがオンラインになってしまいますが、
人材を育成するツールはやはり
生身の人間でないといけないのかもしれません。
コミュニケーション研修であればなおさらです。



これからの時代は、
何かをFIXさせるのではなく、
時々の状況に応じて柔軟に対応する
fuzzyな感覚が求められるのでしょう。



風の時代と言われるように、
決まった形があるようでないような
風に任せて自由に動くしなやかさが
成否をわける境目になりそうです。



昨日の打ち合わせも、
対面で会話することで
得るものがたくさんありました。



オンライン化は益々進む一方ですが、
オンラインの一番の欠点は、
双方向の対話がタイミングよく行われないこと。



1対1の対話はいいのですが、
多数との対話は一人ひとりが
順番に発言しないと収集がつかなくなります。



順番に話すのは発表であり、
会話とは言えません。
ここがオンラインの限界です。



研修はスキルを伝達するだけではありません。
人と人の関わりや会話から学びを
得るものです。



オンラインと対極にある
超アナログなコミュニケーションなのです。
リモートワークに限界を感じている企業は
この大きな盲点に気づいたのでしょう。
かのGoogleでさえも完全オンラインを撤廃したと報道されていましたね。



利便性を優先するあまり、
人として大切なコミュニケーションを
疎かにしてはいけません。
人間が起こしたことは
必ず人間にツケが回ってくるのです。



コロナで変わってしまった社会、
何かと考えさせられることが多いですね。








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最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。