"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング


株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。



鎮魂の日。
36年前の今日、
1985年8月12日
JAL 123便が御巣鷹の尾根に墜落しました。



何年経っても
忘れてはいけない日です。



1985年は私がJALに入社した年。
憧れの会社に入社が決まり、
子供の頃から憧れていた
スチュワーデスになる夢が現実になった年。
まだCAという呼び名もなかった時代です。



当時は、
入社後半年間は
日本各地の空港や市内支店に配属され、
航空会社の様々な業務を体験させられます。



私が配属になったのは、
大阪国際空港。
国際線のチェックインや出発ゲートでの
旅客ハンドリングを行うグランドホステスです。
今でいうグランドスタッフ。



今やグランドホステスも
死語になってしまいましたね。
しかし、、、
ホステスなんて凄い言葉を使っていたものです。



CAになる喜びと、
華やかな空港でJALのスタッフとして働く喜びに溢れていました。
毎日が夢のようで、仕事も楽しくて仕方がない。
キラキラした日々を送っていたところの
大惨事です。



事故当日は、
早番で朝6時からの勤務。
14時に業務が終わり、
帰宅した夕刻にテレビで事故を知りました。



事故直後は情報も錯綜し、
普段人の入らない山中、
夜で事態がハッキリとわからなかったのですが、
翌朝、墜落直後の凄惨な現場が
テレビで放映されていました。



「これからどうなるんだろう。。。」
子供の頃から憧れ続けた会社がどうなるのか、
不安と恐怖でいっぱいだったことしか
思い出されません。



航空機事故は
起こる確率は自動車事故より低くく、
安全な乗り物とされていますが、
一旦起こってしまうと、
多くの人命が一度に奪われてしまう
大惨事になります。



520名の尊い命が失われてしまったこの事故も、お亡くなりになった方だけでなく、
ご遺族の皆様の人生を一瞬にして
狂わせてしまいました。



今は退職し、航空会社の人間ではないのですが、
決して忘れてはいけない日なのです。



事故や災害、
大きくは戦争など、
年月が経つにつれ、
人々の記憶から忘れ去られてしまいます。



事故を風化させることなく、
JALは未来永劫
大事故を起こした贖罪を
背負わなければいけません。



今日は心穏やかに、
お亡くなりになった皆さまへ
鎮魂の祈りを捧げます。



世の中から
事故がなくなる日が来ることを
心から願います。





"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング



最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。