"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング
株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。
昨日、
偶然目にしたYahooニュース。
なかなか興味深い記事です。
私はマナー講師と思われることが多いのですが、
厳密には、研修講師。
マナーだけを教えるマナー講師ではありません。
元CAのマナー講師は
世の中に溢れておりますが、
私の場合、
重視するのは
マナーより人としての「在り方」です。
型にこだわるマナーやお作法は
二の次です。
例えば、
この記事にもあるように、
ビールを注ぐときはラベルを上にして注ぐ‼️
というマナー。
そもそも、
これをマナーというのか‼️と
思うのですが、、、
あまりにも次元が低くて
驚いてしまいます。
確かに、
ファーストクラスでワインを注ぐとき、
エチケットを上に向けて、
手でエチケットを隠さないよう配慮して注ぐ‼️と
教えがありました。
それが派生して、
ビールのラベルを上にして注ぐ‼️と
なったのでしょうが、、、
マナーは
あれもこれも、
形式だけ真似て
すべてを正当化すること自体が
違っています。
もちろん、
ラベルを上に丁寧に注げれば
所作としては美しいのでしょうが、
それに気を取られ、
ぎこちない動きになってしまうと、
注がれている方が、
「こぼされるんじゃないか⁉️」と
不安になってしまいます。
美しい所作は
ある意味本人の自己満足。
それをマナーとするのは
本末転倒です。
どうしてそのようにするのか‼️を
明確に出来ないようであれば、
それはマナーではありません。
ただ綺麗に見えるとか、
型だけの決まりごとなら、
マナーとは呼ばないのです。
記事にもあるように、
書類に押印するときは、
上司の印に寄り添うように
斜めに押す⁉️
そんなことに気を使う前に、
他に気を使うことがあるだろう‼️‼️‼️
です。
もし、
そのように上司がそれを求めるなら、
その上司は大した上司ではありません。
信頼に値しない上司は、
適当にあしらっておけばいいのです。
謎のマナーをまことしやかに
教えているマナー講師はたくさんいます。
どうしてそれがマナーとして扱われているのか、
きちんと説明が出来、
社会通念上必要かどうか、
本質を見極める視点がないマナー講師は
公害でしかありません。
日常生活を快適に、
安心して送れるように、
そして、
多くの人が幸せを感じられる視点が
ベースにあることがマナーの基本です。
ビールのラベル、
ハンコの押し方は
マナーではありません‼️
本日20時から
Schooオンライン授業に登壇します。
テーマはコミュニケーションです。
是非ご覧下さい。