研修講師の山本洋子です。
3度目の緊急事態宣言が出された初日の昨日。
東京の繁華街では、
目に見えて人出が減ることもなく、
驚くような人混みと報道されています。
緊急事態という言葉には
もう少しパワーがあるものですが、
もう重みは感じられません。
大勢を扇動する発信者は、
戦略的に言葉の遣い方と
タイミングを考えていただきたいものです。
SNSが発達している社会で、
緊急事態こそSNSを有効に活用し、
正しく導くことが出来なかったのでしょうか。
日本は世界第3位の経済大国ですが、
思わぬところで、
ボロが露呈してしまいましたね。
SNSのいいところは世界中と繋がれること。
そして多様なことが手に入ることです。
手間も時間もお金も掛けずに
出来ることが無限にあります。
発信することにより、
共感、賛成されると、
知らない人にも応援される。
その反面、
アンチ意見、誹謗中傷、非難、
反対されることも同じくらいあります。
他人の評価を気にするあまり、
自分以外の価値観を軸に生きていくと、
世間が求めていることに合わせ、
自分がやりたくないことを
やらなければいけなくなったりも
するものです。
そして、世間から反発されると、
落ち込み悩んでしまう。
これでは、
SNS時代を生きるには
辛いばかりです。
これからは
頭で考えるよりも、
感じることを大切にする時代です。
時代の流れを感じる。
風の流れを感じる。
人の気持ちを感じる。
そして、
どう感じたかを自分の価値観として、
大切にすればいいのです。
世の中の価値観が大きく変わり、
今までの価値観が通用しないことも
多々あるものです。
人と比べることなく、
自分の心で感じたことに
素直であるだけで、
気持ちも楽になるはずです。
考えるよりも感じること。
それが
これからの時代を
しなやかに生き抜く方法なのかもしれません。