"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング
株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。
東京では
コロナ感染者の増加が止まらない
毎日が続いています。
外出制限が解除されているとはいえ、
個人レベルで
自分の身や大切な家族を守るための行動に
徹するしかありませんね。
STAY HOMEは早くも死語のようですが、
しばらくは極力人に密に接触する場は
避けた方が安心です。
ここ数ヶ月、
自宅いる時間が多いので
生活の見直しが進みました。
おうち時間を快適に過ごすための習慣、
私の場合は、
生花を飾ること。
お花があると
お部屋の空気が変わります。
今週のお花達はこちら。
気分も整うものですね。
家でリラックスしている時も
姿勢も
身なりも
きちんとしようと
ハッパがかかります。
きちんとしたいことの一つに
言葉遣いがあるのですが、
言葉って
不思議な力があるんだなぁって
改めて思います。
正しい敬語を使い、
丁寧な言葉遣いをしていても、
カチ〜んとくることが
あるのです。
先日も大阪のあるレストランで
こんなやり取りがありました。
60代くらいの男性のお客様が、
「冷コー、ちょうだい。」と
言ったところ、
(大阪ではアイスコーヒーのことを"冷コー"と
呼ぶ人が一定数存在します。)
店員さんが、
「はい、
アイスコーヒーですね。」と
返答していました。
研修講師という職業柄、
少し気になる返答だったのですが、
そのままやり過ごし、
今度は私が化粧室に行こうと、
同じ店員さんに、
「化粧室はどちらですか?」って
訊ねたところ、
「はい、お手洗いですね。
こちらです。」と
返ってきたのです。
このやり取り、
気にならない人は
気にならないと思います。
言葉遣いは丁寧だし、
敬語も間違っていません。
でも、
この場合、
冷コーをアイスコーヒー、
化粧室をお手洗い、
などとお客様の使った言葉を
わざわざ言い換える必要はないのです。
何故なら
言葉を言い換えられたことは
否定されたと感じる人もいるからです。
これに、
声のトーンが暗かったり、
口調がきつかったりすると、
好感度はますます下がります。
この場合、
「はい、冷コーですね。」
「はい、化粧室ですね。」
で、良かったのです。
つまり、
お客様の使った言葉を
わざわざ言い換えることなく、
おうむ返しすればいいのです。
知らず知らず
カチンとくる言い方をしていることが
あるものです。
言葉は一度口から出たら
元には戻りません。
時々
自分の口癖や
よく使う言い回しを見直すことも
必要ですね。
相手に不快な思いをさせないことは
出来る大人の絶対条件。
人をカチンとさせるのではなく、
人をニコッとさせる言葉を持つ人に
なりたいものですね。
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キャリアブランディング
今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。