"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング
株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。
先日美味しいワインが飲みたくて、
知人と訪れたフレンチレストラン。
一休.comのTOPに出てくるお店で、
口コミ評価も高く、
期待して行ったのですが、、、
まず
ワインの提案の仕方。
ブルゴーニュの赤ワインを頂きたいと
申し出ると、
ソムリエでもあるレストランオーナーが
アドバイスをしてくれたのですが、
放った言葉が、
「お客様が希望するワインは、
お選びになったお料理には合いません。」
ご一緒した私の知人は
超のつくワイン通。
グルメでもあり、
いいサービスを知り尽くした強者です。
そんなことは百も承知です。
でも美味しいブルゴーニュが
飲みたかったので、
引き下がらないでいると、、、
「それでもいいと仰るので、
こちらのワインをお持ちしました。」と
何だかいい訳がましい。
一言一言に剣がある。
そして、知識をひけらかす。
色々やり取りした結果、
いただいたワインがこちら。
キンキンに冷えている。
白ワイン並み、
いやそれ以上に冷えた赤ワイン(涙)
思わず手の平で温めたくなったほどです。
そのレストランオーナー云く、
ワインにはこだわりがあって、
3000本のワインが倉庫にある。
好みのワインを早めに知らせてくれたら、
倉庫から出して準備する。
とのこと。
いやいや、
ちょっと待ってください‼️
もの凄いヴィンテージワインならまだしも、
ワインは普通その日の気分と
食べたいお料理に合わせるもの。
レストランを予約する時に
ワインも予約するなんて、
よっぽどのことがない限り致しません。
このレストランオーナーの言うことは
間違ってはいないのです。
ソムリエとして
お料理に合うワインを
お客様におすすめするのも
正しいサービスです。
でもそれが
いいサービスかどうかは
別問題。
お客様視点が完全に欠落している
このサービスは
いいサービスとは言えないのです。
どんなビジネスにも言えることですが、
プロフェッショナルは
その分野における知識は豊富に持っています。
素人にはわからない専門知識かも
しれません。
それはそれで正解なのですが、
正解が必ずしも
お客様が納得し、
満足するとは限らないのです。
このソムリエも
お客様の要望に応えようとする気持ちがあれば、私達を失望させることは
なかったと思います。
正しいサービスが
いいサービスとは限らないのです。
真の意味で
お客様視点に立てないと
どんなビジネスでも
生き残っていけないのかもしれませんね。
"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング
今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。