"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング


株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。





部屋にお花を飾る習慣。




以前から
花はよく飾っていましたが、
外出自粛を強いられた頃から
部屋には花を欠かすことがなくなりました。





今週のお供はこちら。

いつもは明るい色の花を
選んでしまうのですが、
今回はシックな紫です。





紫は弊社のコーポレートカラー。
高貴で洗練された女性でありたいとの思いで
選んだ色です。





「洗練」というワードは、
私の目指すところでもあり、
キーワードでもあるのですが、




同じく目指すところに
「粋」があります。




「粋」であるって、
ちょっとレトロな感じがするのですが、
情に溢れ、
機微がわかること。





だから、
見たものをそのまま言葉にしたり、
知っていることをひけらかしたり、
何でもお金に換算したり、、、




間違ってはいないけれど、
ど直球に表現することは
「粋」ではないのです。




CA時代
ファーストクラスのお客様で
「粋」を感じる方がいらっしゃいました。





飛行中お預かりしていた上着を
到着前にお返しするのですが、





あろうことか
そのお客様に違う人の上着を
お返ししてしまったのです。




他人の上着を返されたお客様は
決していい気分ではありません。




名前を呼び間違えるのと
同じくらい失礼なことです。




普通なら、
「これ、違うんだけど。。。」と
嫌な顔をされる方がほとんどですが、





そのお客様は、




「このジャケット、上質でカッコいいから
着て帰ってもいいのかなぁ」




と、笑顔で返されたのです。




本来なら
お叱りを受けても仕方がないシーンなのですが、





こちらの不手際をダイレクトに
厳しく叱責することなく
ユーモアを交えて、
笑顔で仰ったのです。




まさに、
情に溢れた「粋」なお客様です。






「粋」であることは、
心に余裕があること。




自分の思い通りにならないことや
自分が不利になること、
不愉快なこと、
人の失敗に対して、





感情的にならず、
冷静に
ユーモアを交えて
対応する。





大人でないと
出来る技ではありません。





何かと世知辛い世の中、
少し心に余裕を持って、
人にも自分にも優しく、
「粋」な生き方を目指したいもの。





ゲスを極めるのではなく、
「粋」を極める。





カッコいい「粋」な大人で
溢れる社会に
なるといいですね。




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今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。