"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング
株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。
東京に住み始めて
35年。
いつの間にか
故郷の奈良県で
暮らしていた時間よりも
東京で暮らす時間の方が
長くなってしまいました。
私は
黙っていても
話していても
絶対に関西人には見られないのですが、、、
実は
生粋の
バリバリの関西人です。
CAを25年経験すると、
標準語が
かなり高いレベルで上達します(笑)
研修講師という職業柄、
使うのは基本、標準語です。
これだけで
かなり関西の匂いが消えてしまいます。
でも流れている血は
濃ゆ〜い関西人なのです。
東京vs大阪は
昔から面白おかしく
比べられるのですが、、、
一番の違いは、
笑いのセンス。
東京に出て来て間もない頃、
一番つまらなかったのが、
テレビです。
CMにしても
バラエティにしても
小綺麗にまとまっていて、
まったく笑えない‼️
クスりとも笑えないのです。
「全然面白ないやん‼️」
例えば、
西の吉本新喜劇と
東の笑点の大喜利
少しジャンルは違うのですが、
「笑い」という観点でくくると
笑いの質が違います。
東は粋な笑いで
西は泥臭い笑い。
吉本新喜劇って、
同じ展開
同じ結末を
同じパターンで繰り返すんです。
しかも
これでもか‼️
これでもか‼️
これでもか‼️というくらい
かなりしつこく。
観客も
ここで
この芸人が出て来たら、
このギャグをやる‼️
という展開がすべてわかっているのに
笑ってしまう。
関西人には大ウケなのですが、
どうやらこの「笑い」
関東では通用しないらしく。。。
東京出身の主人は
どこが面白いの?と言わんばかりに
まったく笑いません。
どちらがいい、悪いではなく、
気質の問題です。
関西人にとっての「笑い」は
生活の一部。
人を笑わせてナンボ‼️
みたいなところがあるのです。
そして、
笑ってくれたら、
滅茶苦茶嬉しい。
笑ってくれた人を
好きになってしまうくらい喜びます。
「笑い」を通じて
人の懐に飛び込むという
気質なのでしょうか。
関西流のおもてなしです。
私が長年携わってきた接客業って、
この関西流のおもてなしが
必要なのかもしれません。
綺麗な形のサービスも必要です。
でも
相手の懐に入り込み
熱い想いを持って
人に接する
そして、人を好きになる
これこそが接客なのです。
関西流は
ちょっとしつこいのが
たまにキズですが、
「笑い」を通じて
泥臭く人間関係を築く
この関西気質は
私の誇りでもあるのです。
もし人間関係に悩んでいるのなら、
「笑い」を通して
思い切って相手の懐に飛び込んでみて下さい。
最初の
クスッとが引き出せれば、
見えてくる世界が変わるかもしれませんよ。
今日も最後までお付き合い頂きまして、
ありがとうございます。